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    2024年11月22日 15:30

    Q

    プラットフォームサービスのうち旧 IoT サービスのプロフェッショナルサービスの上期の状況について教えてください。

    A

    セキュリティコンサルは国際安全基準や法規制の動向に伴い前年同期比増と堅調に推移しました。 受託開発は子会社のリネオソリューション社が好調に推移しました。その結果、プロフェッショナ ルサービス全体では上期は前年同期比 11.2%増収となりました。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    上期の営業利益率は 16.3%ですが、通期業績予想を踏まえますと下期は 19.6%と営業利益率が上がる見込みになっています。その理由を教えてください。

    A

    リカーリングサービスは四半期毎に積み重なり、iTrust など第 4 四半期に集中する傾向もあります。 そのため、例年上期の営業利益率より下期の営業利益率が高い傾向があり、今期についても同様に 下期がより営業利益率が高まる見込みです。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    サービス構成変更に伴う組織変更などありますか?それにかかるコストが下期に発生するなどあれば教えてください。

    A

    2024 年 10 月 1 日付で Linux/OSS サービスの部門と IoT サービスの部門を統合する組織変更をして おります。組織変更に伴うコスト増は見込んでおりません。むしろ、リソースの効率的活用につな がるものと考えております。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    第 2 四半期の iTrust のトランザクション数が第 1 四半期より減少している要因は何でしょうか?

    A

    iTrust の KPI である有償トランザクション数は、「季節性要因」や「一過性要因」により影響を受け ることがあります。この第 2 四半期については、「季節性要因」と「一過性要因」の両方の影響が重 なったことにより前四半期比で減少しております。もっとも、この先は複数の新規案件のスタート に加え、第 4 四半期に向けて季節性要因がプラスに働くため、右肩上がりの傾向になる見込みです。 なお、「季節性要因」と「一過性要因」の例として、新年度に向けて金融機関の口座開設数や金融サ ービスの登録数が増加するに伴い iTrust(本人確認)のトランザクションが増加する傾向となり、ま た同様に年度末に向けて企業間の契約数が増加することに伴い iTrust(電子署名)のトランザクショ ンが増加する傾向となる「季節性要因」と、金融機関などが特定期間に口座開設や登録のキャンペ ーンを実施した場合等は、その特定期間内にのみトランザクション数が増加し、その後トランザク ション数は減少傾向となる「一過性要因」があります。これらの傾向は「季節性要因」と「一過性要 因」が重なり数か月前後するなど、特定の四半期を前四半期比でみた際にトランザクション数が増 減いたします。 これらのことから、有償トランザクション数の比較は、前年同期比または前年度比で比較すること で、その傾向を確認いただけます。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    CentOS7 延長サポートが本格収益化し大幅増収とありますが、このトレンドはいつまで続きますか?

    A

    CentOS7 のコミュニティサポート終了に伴い、期初想定を上回る受注額を獲得し高成長牽引サービス である Linux サポートのリカーリング売上のベースラインは一段高いレベルとなり大幅増収となり ました。 しかしながら、CentOS のコミュニティがサポートするバージョンは CentOS7 が EOL(サポート終了) を迎えた時点で終了し他に存在しないため、大幅な受注増加は、今後は見込んでおりません。 一方で、CentOS7 延長サポートの利用は、CentOS から他の OS へ乗り換えるまで当面の間、徐々に減 少しつつ継続する見込みですが、CentOS からの次期移行先 OS 候補として有力視される国際標準 OS の AlmaLinux への移行を提案すること、CentOS からの乗り換え以外にも高品質長期サポート、脆弱 性管理、セキュリティ等の付加価値をつけた AlmaLinux の新サービスを提供することで Linux サポ ートのさらなる成長を目指しております。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    期中でサービス構成変更を行う理由について教えてください。

    A

    従来は、認証・セキュリティサービス、Linux/OSS サービス、IoT サービスと3 つのサービス構成と
    しておりましたが、DX の進展に伴いお客様が持つトータルニーズに対しての提案が求められる状況
    にあります。
    具体的には、インフラに関わるIoT 機器の組込みOS、あるいはサーバーを含めたプラットフォーム
    という観点での提案を求められる機会が非常に多くなってきております。
    特に注力市場である重要インフラ市場においてこの傾向がみられたことから、これらの市場動向に
    迅速に対応していくことが今後の成長にも非常に重要であるという観点から、来期以降の成長も視
    野に市場環境・顧客ニーズに適したサービス構成とすることが必要と判断し、期中ではありますが
    サービス構成の統合を行いました。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    認証セキュリティサービスの売上高は前年同期比で伸びが低く見えますが、何か理由がありますか?

    A

    リカーリングサービスのサーバー証明書とプロフェッショナルサービスがやや伸び悩む結果となっ
    たことに起因しております。
    認証・セキュリティサービスは、安定高収益サービスであるデバイスID、高成長牽引サービスであ
    るiTrust が収益基盤として安定した成長をしております。
    一方でリカーリングサービスのサーバー証明書は、既存顧客の契約形態変更の影響などにより前年
    同期比で減収となりました。
    なお、既に新規案件獲得に向け販促活動を強化しており、下期は計画達成を目指しております。
    また、プロフェッショナルサービスは、例年下期に偏る傾向がありますが、今期はその傾向がより顕
    著となることを見込んでおります。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    プラットフォームサービス(うち旧Linux/OSS サービス)は、CentOS 延長サポートが好調のため通 期売上高は予想を上回る水準と思われるが、通期の全体業績の予想に変更はないのでしょうか?

    A

    現時点では通期業績予想の変更はございません。
    CentOS 延長サポートは非常に好調に推移しており想定を上回り進捗しております。一方で、認証・
    セキュリティサービス、プラットフォームサービスともにプロフェッショナルサービスは下期偏重
    であり現時点では、まだ見通しが固まっていないため業績予想を据え置きとしております。今後、
    業績予想の変更が必要な状況になった場合には適時に開示いたします。

    2024年11月08日 17:50

    Q

    第2 四半期業績についてはどのように評価していますか?

    A

    第2 四半期業績は前年同期比二桁増収増益の結果となり、順調に推移しているものと
    評価しております。
    特に CentOS 延長サポートが期初の想定を上回る受注額となったこと等により、
    リカーリング売上が大幅に伸長したことが、業績に寄与したと評価しております。

    2024年08月09日 15:00

    Q

    CentOS 延長サポートの受注残が想定以上ということですが、要因は何でしょうか?

    A

    CentOS7 のコミュニティサポートが 2024 年 6 月末に終了し、2024 年 7 月以降も安心して CentOS7 を
    継続利用する上で必要となるセキュリティアップデート、日本語テクニカルサポートを提供する延
    長サポートについて当社は想定を超える受注残を獲得することができました。
    想定以上となった要因は以下の通りに考えております。
    ①地方や中小・中堅企業顧客への販売機会を増やすためのパートナー協業の整備・強化に取り組ん
    できたこと(パートナー企業数は1年間で 37 社増加し 188 社)
    ②コミュニティサポート終了に向け幅広い業界へ向けた広告の実施により当社の技術力の認知が向
    上したこと
    ③その他キャンペーン等販促活動を強化したこと

    2024年08月09日 15:00

    Q

    通期業績予想に向けての進捗状況について教えてください。

    A

    通期業績予想に向けた進捗状況としては、順調にスタートできたものと評価しており通期業績予想
    の達成を見込んでおります。
    ①第1四半期業績は概ね計画通りの結果となったこと、②認証・セキュリティサービスが第2四半
    期以降も iTrust 中心にリカーリングが四半期ごとに積み上がる見込みであること、そして③
    Linux/OSS サービスが第1四半期において CentOS 延長サポートが当初予想を上回る受注残 5.5 億円
    (複数年契約を含む)を達成しておりリカーリングが四半期ごとに積み上がる見込みであること、を
    通期業績予想の達成を見込む主な要因と考えております。

    2024年08月09日 15:00

    Q

    決算説明資料のエグゼクティブサマリーにおいて、「自社ルート認証局本格運用に向けた一時的費用」とあるが、詳しく説明が欲しい。

    A

    一時的な費用の増加要因についてご説明させていただきます。
    当社グループは日本国内でサーバー証明書を発行する認証局を 25 年以上に渡り運用しております
    が、ルート認証局については海外のルート認証局依存から自社ルート認証局を構築運用する方針に
    転換しております。一時的な費用の増加は、本年度中の自社ルート認証局の本格運用開始のための
    外部監査及び本格運用に関連した対応費用がこの第 1 四半期において発生したことによるもので
    す。今回の対応により、本年度中に Apple 社、Google 社、Mozilla などが提供する各種ブラウザに
    当社ルート認証局の証明書が搭載される予定です(主要ブラウザベンダー4 社のうち Microsoft に
    加えて 2 社目の承認を取得しました。また、Google と Apple についても承認取得を進めておりま
    す。)。
    なお、海外のルート認証局依存から自社ルート認証局を構築運用する理由は、デジタル化が進展す
    る昨今において、信頼の起点となるルート認証局を自社で運用し、証明書の発行や証明書に関わる
    データを日本国内で保護することが経済安全保障の観点からも重要と考えるからです。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    ソフトバンク社による親会社 SB テクノロジー社の TOB により、サイバートラスト社への影響はどのようなものがあるのでしょうか?

    A

    現時点において親会社の TOB に関連して、当社として決定している事項はなく、事業への影響はご ざいません。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    今期は CentOS7 のサポート終了があり、Linux/OSS サービスの売上高の増収率は二桁増に加速すると理解しました。 そうすると次年度 2026 年 3 月期は再び増収率が一桁に戻るという理解でいいのでしょうか。

    A

    2025 年 3 月期は CentOS7 のサポート終了に伴い、Linux/OSS サービスの売上高の増収率は二桁 増に加速する予測であり、その点についてはご理解の通りです。
    ただし CentOS 延長サポートは一時的な収益獲得の機会とは捉えておらず、延長サポートに続くビジ ネスにも取り組んでおり次年度の増収率は一桁に戻る計画とはしておりません。
    まず、CentOS7 延長サポートについては、CentOS 6 においてコミュニティサポート終了後も CentOS 6 延長サポートの更新、さらに追加購入を頂いていた実績もあり、今年度獲得した延長サポートが通 期で収益を計上する点で大きくはないものの一定の成長を見込んでおります。
    加えて、CentOS からの次期移行先 OS 候補として有力視される国際標準 OS の AlmaLinux に対して も、高品質長期サポート、セキュリティ対応、無停止での OS 更新機能などを国内ワンストップで提 供する高付加価値有償サービスをスタートしており、2026 年度 3 月期においても成長を加速させる 見通しです。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    IoT サービスで課題となっていた協業パートナーの開拓については、現在も対策を進めているところという理解でいいでしょうか。NEC とのデジタルトラストでの協業強化のリリースが出ていましたが、NEC とは IoT の分野での協業パートナーが必要という部分でも関係を深めていく可能性はあるのでしょうか。

    A

    IoT サービスで課題となっていた協業パートナーの開拓につきまして、現在大手のシステムインテグ レーター様と協業による大規模案件にも対応可能な体制構築ができております。
    加えて、大手セキ ュリティサービス事業者と社会インフラ、産業機器、自動車向けのセキュリティソリューションを 提供するための協業も進めており、直近の課題に対し、まず第一弾として施策を実施しております。
    一方、これから更に多くの案件をいただく上で、これらの取り組みは継続し、大規模案件に十分に対 応できるような体制構築を継続して取り組んでまいります。
    NEC 様とはデジタルトラスト領域に限らず IoT の分野においても協業しております。既存の案件の 他にも協業の可能性は常に模索しております。
    事業拡大に向けて、NEC 様に限らず他の企業様とも 協業およびお客様のニーズへの対応体制はしっかりと確立してまいります。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    事業拡大に向け人件費や組織基盤の強化など、想定以上のコストが発生する等 2025 年 3 月期業績予想の下振れリスクはありますか?

    A

    現段階において 2025 年 3 月期の業績予想の下振れリスクは認識しておりません。
    当社収益の柱はリカーリングサービスであり利益率の高いリカーリングサービスの成長にフォーカ スしております。
    事業拡大に伴い一定の人件費の増加や技術革新やビジネスモデルの変化に対応するための新しい知 識やスキルの習得など人材育成費用も生じますが、リカーリングサービスの収益拡大で十分に吸収 できると見込んでおります。
    また、当社はパートナービジネスを主力としており、パートナー様とのビジネスの中で事業を拡大 させるビジネスモデルのため、事業拡大に比例した形で社内リソースを増大させる必要はございま せん。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    2025 年 3 月期の認証・セキュリティサービスは前期比 9.0%増の予想について伸びが弱い印象を受けますが、どう評価されていますか?

    A

    認証・セキュリティサービスの事業構造は、安定高収益サービスであるサーバー証明書、デバイス ID が収益基盤として安定した成長をしております。
    その上に、高成長牽引サービスである iTrust が 2024 年 3 月期においても前期比 60.8%成長し、2025 年 3 月期においても高い成長率を見込んで おります。
    また、リカーリングサービスの成長にフォーカスして取り組んでおりますが、売上の構 成としてはプロフェッショナルサービスもございます。
    2024 年 3 月期においては、リカーリング サービスに繋がる公共大型受託開発案件(国立研究開発法人産業技術総合研究所のネットワーク向 け認証基盤)の受注など、プロフェッショナルサービスに大きな売上高の計上がありました。
    2025 年 3 月期におきましては、リカーリングサービスを確実に伸ばすという観点から、プロフェッ ショナルサービスに関しては見通しのある計画であり、見通しのない計画を含めていないという状 況になります。
    勿論、当社としてはこの予想を超える成長を目指しておりますが、確実性の高い予想を主眼に置き 今回の予想としております。

    2024年02月02日 16:30

    Q

    IoTサービスの受託開発の減収理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    当社製品・サービスへの大型受託開発案件の引き合いが増える中、お客様が当社に求める領域も拡大してきております。
    例えば、開発過程における常駐対応や、要件定義工程から深く関与を必要とするもの、開発業務の領域について当社が知見、技術を有するOSやその周辺のデバイス領域に加えて、クラウドやアプリケーションの領域までの全体設計や開発までご希望頂くことが増え、案件の大型化に伴い協業パートナーとの連携が重要になってきております。

    この傾向は期初より想定し、協業パートナーとの連携は進めてまいりましたが、大型案件で協業するパートナーの開拓に遅れが生じたため、複数の大型案件の受注機会を逃す結果となりました。

    課題である協業パートナーの開拓を引き続き進めてまいります。

    また、IoTを取り巻く事業環境は、導入実績のある車載・産業制御機器分野に加えて、医療機器分野でもSBOMを使った脆弱性管理の流れがあります。医療機器分野で複数の新規案件獲得もあり今後も拡大を見込んでおります。

    2024年02月02日 16:30

    Q

    AlmaLinuxサポート及びCentOS7延長サポートの販促活動の遅延の理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    2024年6月CentOS7コミュニティサポート終了に向け、以下の販促活動を進めておりました。
    1) 従来の当社サポートサービス
    2) CloudLinux社と提携後の協業サポートサービス
    その中で特に大型案件のお客様からカスタマイズの要望があり、その要望に対応するためCloudLinux社と連携しサービスメニューの見直しに取り組んだ結果、2)の販促活動に遅れが生じました。

    なお、CentOS7延長サポートの問い合わせ件数は、2021年12月末のCentOS8サポート終了における同時期に比べ約3倍まで高まっており、CentOS7延長サポートの需要は高まっております。

    また、CentOSの後継OSとしてはAlmaLinuxが最有力候補であると認識しております。(※)

    販促活動の遅れはあったものの需要の高まりに変わりはなくCentOS7延長サポートやAlmaLinuxサポートの今後の事業展開に影響はないもののと考えております。

    (※)Q2決算説明資料P15「今後利用したいLinuxOS」のアンケート調査結果参照
    https://pdf.irpocket.com/C4498/NvAy/wFAj/zOen.pdf

     

    2024年02月02日 16:25

    Q

    CentOS7延長サポートの新規大型案件の失注の理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    当社が提供するCentOS7延長サポートは、1) 日本語による長期テクニカルサポート、2) セキュリティアップデートサポートをベースに、システム無停止によるライブパッチサービスなどの高付加価値サービスを提供しております。
    当社は主要な競合である海外ベンダーと比較して日本語による長期サポートと高付加価値サービスが提供できる点で優位性を有し、2024年6月末のCentOS7サポート終了に向け契約獲得を進めております。

    本件商談を進めていたお客様はいわゆるマルチナショナル企業で、直接オープンソースコミュニティからの情報を英語で得ることが可能なエンジニアリソースと体制を有していたことから、日本語による長期サポートは不要であり、セキュリティアップデートサポートのみを必要とされた特殊なご要望をいただいておりました。このような特殊なご要望を頂くなかで、交渉を重ねて参りましたが、最終的に合意には至りませんでした。

    なお、本件のお客様は、当社がメインターゲットとする日本語による長期サポートを必要とする「多数のサーバーを有する国内大手事業者」と「地方中小・中堅企業」とは異なるため、今後の事業展開には影響はないものと考えております。

    2024年02月02日 16:25

    Q

    2024年3月期通期業績予想を修正した理由について教えてください。

    A

    認証・セキュリティサービスは、高成長牽引サービスのiTrustが伸長し期初予想通りに着地を見込む一方で、Linux/OSSサービスおよびIoTサービスは以下の理由により期初予想を下回る見込みとなりましたため、2024年3月期の通期業績予想を下方修正いたしました。

    1. Linux/OSSサービスについて
    CentOS7の2024年6月末のコミュニティサポート終了を控え、多数のサーバーを有する大手事業者、地方の中小・中堅事業者に対して、CentOS7延長サポートおよびLinuxOSに関連するCloudLinux社サービスを提案し、当期中は第3四半期から第4四半期にかけて、前倒しで契約獲得することを期初において計画しておりました。

    しかしながら、お客様の要望を踏まえたサービスメニューの拡充などによりAlmaLinuxサポートおよびCentOS7延長サポートの販促活動に遅れが生じたこと、また第4四半期に獲得を見込んでいた多数のサーバーを有する大手事業者との数億円規模のCentOS7延長サポートの大型案件が失注となったことから、Linux/OSSサービスの売上高は期初予想を2割下回る見込みとなりました。

     

    2. IoTサービスについて
    国際安全基準や国内の経済安全保障法制の適用範囲拡大の流れの中で、セキュリティ要件に対応できる当社製品・サービスへの引き合いは増加傾向にあります。
    IoT機器メーカー様に対して、EMLinuxカスタム開発を中心とした受託開発案件の契約獲得を加速させること、昨年度、試作開発の受注に至った案件を本番稼働させること、を期初において計画しておりました。

    しかしながら、当社技術への関心の高まりとともに、本番稼働におけるシステム構築においてお客様が当社に求める領域が拡大し案件が大型化してまいりました。
    その対応のための協業パートナー開拓が遅れ、受注機会を逃す結果となりました。
    これにより、IoTサービスの売上は期初予想を3割下回る見込みとなりました。

    2023年08月18日 17:40

    Q

    リカーリングサービスの収益モデルについて教えてください。

    A

    リカーリングサービスは、電子証明書サービスや自社製品のサポート等の継続的に収益を創出するストック型の収益モデルです。

     

    リカーリングサービスの収益モデルは、(1)安定高収益サービスであるSureServerやデバイスIDなどの電子証明書の利用料、高成長牽引サービスであるLinuxサポートやEMLinuxなどのソフトウェア保守料などサーバー数・機器数に応じた利用料を収益とする「定額制」ならびに、(2)高成長牽引サービスであるiTrustの本人確認や電子署名などの機能を使用した件数(トランザクション数)に応じて手数料が発生する「従量課金制」、の2つの収益構造から成り立っています。

    2023年08月18日 17:20

    Q

    2024年3月期第1四半期業績について教えてください。

    A

    2024年3月期第1四半期は、連結業績予想に対して想定通りに進捗しております。

    リカーリングサービスは高成長牽引サービスのiTrust、EMLinuxを中心に伸長し、リカーリング比率は過去最高の70.7%となりました。

    詳細は、第1四半期決算説明資料をご覧ください。

    2023年06月26日 13:00

    Q

    24年3月期通期業績予想が二桁増収増益の理由を教えてください。

    A

    安定収益基盤である認証・セキュリティ分野が確実に伸長するのと、3つの高成長牽引サービス(iTrust、Linuxサポート、EMLinux)が業績を牽引する見込みです。リカーリング売上比率が増加傾向にあり24年3月期は二桁増収増益を予想しています。

    2023年06月26日 13:00

    Q

    株主還元の考え方について教えてください。

    A

    23年3月期末の株主様を対象に配当を開始しました。期末配当として年1回の配当としています。24年3月期の年間配当予想は17円50銭です。

    2023年06月26日 13:00

    Q

    23年3月期の説明会でご説明していた、グローバル提携の状況について教えてください。

    A

    5月22日にグローバル提携について2件公表しました。米CloudLinux社と協業により、長期にわたって継続して迅速なセキュリティアップデートを提供する新たなOSSセキュリティサービスを展開し、国内法人システムにおける安心・安全なLinux 運用を実現します。もう一つは、 Linux OS「AlmaLinux OS」を運営する The AlmaLinux OS Foundation に日本企業として初めてプラチナスポンサーとして参画しました。コミュニティメンバーと協働して AlmaLinux OS の共同開発を行います。この2つの協業を活かし、事業拡大を着実に進めてまいります。

  • 決算情報

    2024年11月22日 15:30

    Q

    プラットフォームサービスのうち旧 IoT サービスのプロフェッショナルサービスの上期の状況について教えてください。

    A

    セキュリティコンサルは国際安全基準や法規制の動向に伴い前年同期比増と堅調に推移しました。 受託開発は子会社のリネオソリューション社が好調に推移しました。その結果、プロフェッショナ ルサービス全体では上期は前年同期比 11.2%増収となりました。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    上期の営業利益率は 16.3%ですが、通期業績予想を踏まえますと下期は 19.6%と営業利益率が上がる見込みになっています。その理由を教えてください。

    A

    リカーリングサービスは四半期毎に積み重なり、iTrust など第 4 四半期に集中する傾向もあります。 そのため、例年上期の営業利益率より下期の営業利益率が高い傾向があり、今期についても同様に 下期がより営業利益率が高まる見込みです。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    サービス構成変更に伴う組織変更などありますか?それにかかるコストが下期に発生するなどあれば教えてください。

    A

    2024 年 10 月 1 日付で Linux/OSS サービスの部門と IoT サービスの部門を統合する組織変更をして おります。組織変更に伴うコスト増は見込んでおりません。むしろ、リソースの効率的活用につな がるものと考えております。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    第 2 四半期の iTrust のトランザクション数が第 1 四半期より減少している要因は何でしょうか?

    A

    iTrust の KPI である有償トランザクション数は、「季節性要因」や「一過性要因」により影響を受け ることがあります。この第 2 四半期については、「季節性要因」と「一過性要因」の両方の影響が重 なったことにより前四半期比で減少しております。もっとも、この先は複数の新規案件のスタート に加え、第 4 四半期に向けて季節性要因がプラスに働くため、右肩上がりの傾向になる見込みです。 なお、「季節性要因」と「一過性要因」の例として、新年度に向けて金融機関の口座開設数や金融サ ービスの登録数が増加するに伴い iTrust(本人確認)のトランザクションが増加する傾向となり、ま た同様に年度末に向けて企業間の契約数が増加することに伴い iTrust(電子署名)のトランザクショ ンが増加する傾向となる「季節性要因」と、金融機関などが特定期間に口座開設や登録のキャンペ ーンを実施した場合等は、その特定期間内にのみトランザクション数が増加し、その後トランザク ション数は減少傾向となる「一過性要因」があります。これらの傾向は「季節性要因」と「一過性要 因」が重なり数か月前後するなど、特定の四半期を前四半期比でみた際にトランザクション数が増 減いたします。 これらのことから、有償トランザクション数の比較は、前年同期比または前年度比で比較すること で、その傾向を確認いただけます。

    2024年11月22日 15:30

    Q

    CentOS7 延長サポートが本格収益化し大幅増収とありますが、このトレンドはいつまで続きますか?

    A

    CentOS7 のコミュニティサポート終了に伴い、期初想定を上回る受注額を獲得し高成長牽引サービス である Linux サポートのリカーリング売上のベースラインは一段高いレベルとなり大幅増収となり ました。 しかしながら、CentOS のコミュニティがサポートするバージョンは CentOS7 が EOL(サポート終了) を迎えた時点で終了し他に存在しないため、大幅な受注増加は、今後は見込んでおりません。 一方で、CentOS7 延長サポートの利用は、CentOS から他の OS へ乗り換えるまで当面の間、徐々に減 少しつつ継続する見込みですが、CentOS からの次期移行先 OS 候補として有力視される国際標準 OS の AlmaLinux への移行を提案すること、CentOS からの乗り換え以外にも高品質長期サポート、脆弱 性管理、セキュリティ等の付加価値をつけた AlmaLinux の新サービスを提供することで Linux サポ ートのさらなる成長を目指しております。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    期中でサービス構成変更を行う理由について教えてください。

    A

    従来は、認証・セキュリティサービス、Linux/OSS サービス、IoT サービスと3 つのサービス構成と
    しておりましたが、DX の進展に伴いお客様が持つトータルニーズに対しての提案が求められる状況
    にあります。
    具体的には、インフラに関わるIoT 機器の組込みOS、あるいはサーバーを含めたプラットフォーム
    という観点での提案を求められる機会が非常に多くなってきております。
    特に注力市場である重要インフラ市場においてこの傾向がみられたことから、これらの市場動向に
    迅速に対応していくことが今後の成長にも非常に重要であるという観点から、来期以降の成長も視
    野に市場環境・顧客ニーズに適したサービス構成とすることが必要と判断し、期中ではありますが
    サービス構成の統合を行いました。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    認証セキュリティサービスの売上高は前年同期比で伸びが低く見えますが、何か理由がありますか?

    A

    リカーリングサービスのサーバー証明書とプロフェッショナルサービスがやや伸び悩む結果となっ
    たことに起因しております。
    認証・セキュリティサービスは、安定高収益サービスであるデバイスID、高成長牽引サービスであ
    るiTrust が収益基盤として安定した成長をしております。
    一方でリカーリングサービスのサーバー証明書は、既存顧客の契約形態変更の影響などにより前年
    同期比で減収となりました。
    なお、既に新規案件獲得に向け販促活動を強化しており、下期は計画達成を目指しております。
    また、プロフェッショナルサービスは、例年下期に偏る傾向がありますが、今期はその傾向がより顕
    著となることを見込んでおります。

    2024年11月08日 17:55

    Q

    プラットフォームサービス(うち旧Linux/OSS サービス)は、CentOS 延長サポートが好調のため通 期売上高は予想を上回る水準と思われるが、通期の全体業績の予想に変更はないのでしょうか?

    A

    現時点では通期業績予想の変更はございません。
    CentOS 延長サポートは非常に好調に推移しており想定を上回り進捗しております。一方で、認証・
    セキュリティサービス、プラットフォームサービスともにプロフェッショナルサービスは下期偏重
    であり現時点では、まだ見通しが固まっていないため業績予想を据え置きとしております。今後、
    業績予想の変更が必要な状況になった場合には適時に開示いたします。

    2024年11月08日 17:50

    Q

    第2 四半期業績についてはどのように評価していますか?

    A

    第2 四半期業績は前年同期比二桁増収増益の結果となり、順調に推移しているものと
    評価しております。
    特に CentOS 延長サポートが期初の想定を上回る受注額となったこと等により、
    リカーリング売上が大幅に伸長したことが、業績に寄与したと評価しております。

    2024年08月09日 15:00

    Q

    CentOS 延長サポートの受注残が想定以上ということですが、要因は何でしょうか?

    A

    CentOS7 のコミュニティサポートが 2024 年 6 月末に終了し、2024 年 7 月以降も安心して CentOS7 を
    継続利用する上で必要となるセキュリティアップデート、日本語テクニカルサポートを提供する延
    長サポートについて当社は想定を超える受注残を獲得することができました。
    想定以上となった要因は以下の通りに考えております。
    ①地方や中小・中堅企業顧客への販売機会を増やすためのパートナー協業の整備・強化に取り組ん
    できたこと(パートナー企業数は1年間で 37 社増加し 188 社)
    ②コミュニティサポート終了に向け幅広い業界へ向けた広告の実施により当社の技術力の認知が向
    上したこと
    ③その他キャンペーン等販促活動を強化したこと

    2024年08月09日 15:00

    Q

    通期業績予想に向けての進捗状況について教えてください。

    A

    通期業績予想に向けた進捗状況としては、順調にスタートできたものと評価しており通期業績予想
    の達成を見込んでおります。
    ①第1四半期業績は概ね計画通りの結果となったこと、②認証・セキュリティサービスが第2四半
    期以降も iTrust 中心にリカーリングが四半期ごとに積み上がる見込みであること、そして③
    Linux/OSS サービスが第1四半期において CentOS 延長サポートが当初予想を上回る受注残 5.5 億円
    (複数年契約を含む)を達成しておりリカーリングが四半期ごとに積み上がる見込みであること、を
    通期業績予想の達成を見込む主な要因と考えております。

    2024年08月09日 15:00

    Q

    決算説明資料のエグゼクティブサマリーにおいて、「自社ルート認証局本格運用に向けた一時的費用」とあるが、詳しく説明が欲しい。

    A

    一時的な費用の増加要因についてご説明させていただきます。
    当社グループは日本国内でサーバー証明書を発行する認証局を 25 年以上に渡り運用しております
    が、ルート認証局については海外のルート認証局依存から自社ルート認証局を構築運用する方針に
    転換しております。一時的な費用の増加は、本年度中の自社ルート認証局の本格運用開始のための
    外部監査及び本格運用に関連した対応費用がこの第 1 四半期において発生したことによるもので
    す。今回の対応により、本年度中に Apple 社、Google 社、Mozilla などが提供する各種ブラウザに
    当社ルート認証局の証明書が搭載される予定です(主要ブラウザベンダー4 社のうち Microsoft に
    加えて 2 社目の承認を取得しました。また、Google と Apple についても承認取得を進めておりま
    す。)。
    なお、海外のルート認証局依存から自社ルート認証局を構築運用する理由は、デジタル化が進展す
    る昨今において、信頼の起点となるルート認証局を自社で運用し、証明書の発行や証明書に関わる
    データを日本国内で保護することが経済安全保障の観点からも重要と考えるからです。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    今期は CentOS7 のサポート終了があり、Linux/OSS サービスの売上高の増収率は二桁増に加速すると理解しました。 そうすると次年度 2026 年 3 月期は再び増収率が一桁に戻るという理解でいいのでしょうか。

    A

    2025 年 3 月期は CentOS7 のサポート終了に伴い、Linux/OSS サービスの売上高の増収率は二桁 増に加速する予測であり、その点についてはご理解の通りです。
    ただし CentOS 延長サポートは一時的な収益獲得の機会とは捉えておらず、延長サポートに続くビジ ネスにも取り組んでおり次年度の増収率は一桁に戻る計画とはしておりません。
    まず、CentOS7 延長サポートについては、CentOS 6 においてコミュニティサポート終了後も CentOS 6 延長サポートの更新、さらに追加購入を頂いていた実績もあり、今年度獲得した延長サポートが通 期で収益を計上する点で大きくはないものの一定の成長を見込んでおります。
    加えて、CentOS からの次期移行先 OS 候補として有力視される国際標準 OS の AlmaLinux に対して も、高品質長期サポート、セキュリティ対応、無停止での OS 更新機能などを国内ワンストップで提 供する高付加価値有償サービスをスタートしており、2026 年度 3 月期においても成長を加速させる 見通しです。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    IoT サービスで課題となっていた協業パートナーの開拓については、現在も対策を進めているところという理解でいいでしょうか。NEC とのデジタルトラストでの協業強化のリリースが出ていましたが、NEC とは IoT の分野での協業パートナーが必要という部分でも関係を深めていく可能性はあるのでしょうか。

    A

    IoT サービスで課題となっていた協業パートナーの開拓につきまして、現在大手のシステムインテグ レーター様と協業による大規模案件にも対応可能な体制構築ができております。
    加えて、大手セキ ュリティサービス事業者と社会インフラ、産業機器、自動車向けのセキュリティソリューションを 提供するための協業も進めており、直近の課題に対し、まず第一弾として施策を実施しております。
    一方、これから更に多くの案件をいただく上で、これらの取り組みは継続し、大規模案件に十分に対 応できるような体制構築を継続して取り組んでまいります。
    NEC 様とはデジタルトラスト領域に限らず IoT の分野においても協業しております。既存の案件の 他にも協業の可能性は常に模索しております。
    事業拡大に向けて、NEC 様に限らず他の企業様とも 協業およびお客様のニーズへの対応体制はしっかりと確立してまいります。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    事業拡大に向け人件費や組織基盤の強化など、想定以上のコストが発生する等 2025 年 3 月期業績予想の下振れリスクはありますか?

    A

    現段階において 2025 年 3 月期の業績予想の下振れリスクは認識しておりません。
    当社収益の柱はリカーリングサービスであり利益率の高いリカーリングサービスの成長にフォーカ スしております。
    事業拡大に伴い一定の人件費の増加や技術革新やビジネスモデルの変化に対応するための新しい知 識やスキルの習得など人材育成費用も生じますが、リカーリングサービスの収益拡大で十分に吸収 できると見込んでおります。
    また、当社はパートナービジネスを主力としており、パートナー様とのビジネスの中で事業を拡大 させるビジネスモデルのため、事業拡大に比例した形で社内リソースを増大させる必要はございま せん。

    2024年05月02日 15:30

    Q

    2025 年 3 月期の認証・セキュリティサービスは前期比 9.0%増の予想について伸びが弱い印象を受けますが、どう評価されていますか?

    A

    認証・セキュリティサービスの事業構造は、安定高収益サービスであるサーバー証明書、デバイス ID が収益基盤として安定した成長をしております。
    その上に、高成長牽引サービスである iTrust が 2024 年 3 月期においても前期比 60.8%成長し、2025 年 3 月期においても高い成長率を見込んで おります。
    また、リカーリングサービスの成長にフォーカスして取り組んでおりますが、売上の構 成としてはプロフェッショナルサービスもございます。
    2024 年 3 月期においては、リカーリング サービスに繋がる公共大型受託開発案件(国立研究開発法人産業技術総合研究所のネットワーク向 け認証基盤)の受注など、プロフェッショナルサービスに大きな売上高の計上がありました。
    2025 年 3 月期におきましては、リカーリングサービスを確実に伸ばすという観点から、プロフェッ ショナルサービスに関しては見通しのある計画であり、見通しのない計画を含めていないという状 況になります。
    勿論、当社としてはこの予想を超える成長を目指しておりますが、確実性の高い予想を主眼に置き 今回の予想としております。

    2024年02月02日 16:30

    Q

    IoTサービスの受託開発の減収理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    当社製品・サービスへの大型受託開発案件の引き合いが増える中、お客様が当社に求める領域も拡大してきております。
    例えば、開発過程における常駐対応や、要件定義工程から深く関与を必要とするもの、開発業務の領域について当社が知見、技術を有するOSやその周辺のデバイス領域に加えて、クラウドやアプリケーションの領域までの全体設計や開発までご希望頂くことが増え、案件の大型化に伴い協業パートナーとの連携が重要になってきております。

    この傾向は期初より想定し、協業パートナーとの連携は進めてまいりましたが、大型案件で協業するパートナーの開拓に遅れが生じたため、複数の大型案件の受注機会を逃す結果となりました。

    課題である協業パートナーの開拓を引き続き進めてまいります。

    また、IoTを取り巻く事業環境は、導入実績のある車載・産業制御機器分野に加えて、医療機器分野でもSBOMを使った脆弱性管理の流れがあります。医療機器分野で複数の新規案件獲得もあり今後も拡大を見込んでおります。

    2024年02月02日 16:30

    Q

    AlmaLinuxサポート及びCentOS7延長サポートの販促活動の遅延の理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    2024年6月CentOS7コミュニティサポート終了に向け、以下の販促活動を進めておりました。
    1) 従来の当社サポートサービス
    2) CloudLinux社と提携後の協業サポートサービス
    その中で特に大型案件のお客様からカスタマイズの要望があり、その要望に対応するためCloudLinux社と連携しサービスメニューの見直しに取り組んだ結果、2)の販促活動に遅れが生じました。

    なお、CentOS7延長サポートの問い合わせ件数は、2021年12月末のCentOS8サポート終了における同時期に比べ約3倍まで高まっており、CentOS7延長サポートの需要は高まっております。

    また、CentOSの後継OSとしてはAlmaLinuxが最有力候補であると認識しております。(※)

    販促活動の遅れはあったものの需要の高まりに変わりはなくCentOS7延長サポートやAlmaLinuxサポートの今後の事業展開に影響はないもののと考えております。

    (※)Q2決算説明資料P15「今後利用したいLinuxOS」のアンケート調査結果参照
    https://pdf.irpocket.com/C4498/NvAy/wFAj/zOen.pdf

     

    2024年02月02日 16:25

    Q

    CentOS7延長サポートの新規大型案件の失注の理由は今後の事業展開に影響がありますか?

    A

    当社が提供するCentOS7延長サポートは、1) 日本語による長期テクニカルサポート、2) セキュリティアップデートサポートをベースに、システム無停止によるライブパッチサービスなどの高付加価値サービスを提供しております。
    当社は主要な競合である海外ベンダーと比較して日本語による長期サポートと高付加価値サービスが提供できる点で優位性を有し、2024年6月末のCentOS7サポート終了に向け契約獲得を進めております。

    本件商談を進めていたお客様はいわゆるマルチナショナル企業で、直接オープンソースコミュニティからの情報を英語で得ることが可能なエンジニアリソースと体制を有していたことから、日本語による長期サポートは不要であり、セキュリティアップデートサポートのみを必要とされた特殊なご要望をいただいておりました。このような特殊なご要望を頂くなかで、交渉を重ねて参りましたが、最終的に合意には至りませんでした。

    なお、本件のお客様は、当社がメインターゲットとする日本語による長期サポートを必要とする「多数のサーバーを有する国内大手事業者」と「地方中小・中堅企業」とは異なるため、今後の事業展開には影響はないものと考えております。

    2024年02月02日 16:25

    Q

    2024年3月期通期業績予想を修正した理由について教えてください。

    A

    認証・セキュリティサービスは、高成長牽引サービスのiTrustが伸長し期初予想通りに着地を見込む一方で、Linux/OSSサービスおよびIoTサービスは以下の理由により期初予想を下回る見込みとなりましたため、2024年3月期の通期業績予想を下方修正いたしました。

    1. Linux/OSSサービスについて
    CentOS7の2024年6月末のコミュニティサポート終了を控え、多数のサーバーを有する大手事業者、地方の中小・中堅事業者に対して、CentOS7延長サポートおよびLinuxOSに関連するCloudLinux社サービスを提案し、当期中は第3四半期から第4四半期にかけて、前倒しで契約獲得することを期初において計画しておりました。

    しかしながら、お客様の要望を踏まえたサービスメニューの拡充などによりAlmaLinuxサポートおよびCentOS7延長サポートの販促活動に遅れが生じたこと、また第4四半期に獲得を見込んでいた多数のサーバーを有する大手事業者との数億円規模のCentOS7延長サポートの大型案件が失注となったことから、Linux/OSSサービスの売上高は期初予想を2割下回る見込みとなりました。

     

    2. IoTサービスについて
    国際安全基準や国内の経済安全保障法制の適用範囲拡大の流れの中で、セキュリティ要件に対応できる当社製品・サービスへの引き合いは増加傾向にあります。
    IoT機器メーカー様に対して、EMLinuxカスタム開発を中心とした受託開発案件の契約獲得を加速させること、昨年度、試作開発の受注に至った案件を本番稼働させること、を期初において計画しておりました。

    しかしながら、当社技術への関心の高まりとともに、本番稼働におけるシステム構築においてお客様が当社に求める領域が拡大し案件が大型化してまいりました。
    その対応のための協業パートナー開拓が遅れ、受注機会を逃す結果となりました。
    これにより、IoTサービスの売上は期初予想を3割下回る見込みとなりました。

    2023年08月18日 17:40

    Q

    リカーリングサービスの収益モデルについて教えてください。

    A

    リカーリングサービスは、電子証明書サービスや自社製品のサポート等の継続的に収益を創出するストック型の収益モデルです。

     

    リカーリングサービスの収益モデルは、(1)安定高収益サービスであるSureServerやデバイスIDなどの電子証明書の利用料、高成長牽引サービスであるLinuxサポートやEMLinuxなどのソフトウェア保守料などサーバー数・機器数に応じた利用料を収益とする「定額制」ならびに、(2)高成長牽引サービスであるiTrustの本人確認や電子署名などの機能を使用した件数(トランザクション数)に応じて手数料が発生する「従量課金制」、の2つの収益構造から成り立っています。

    2023年08月18日 17:20

    Q

    2024年3月期第1四半期業績について教えてください。

    A

    2024年3月期第1四半期は、連結業績予想に対して想定通りに進捗しております。

    リカーリングサービスは高成長牽引サービスのiTrust、EMLinuxを中心に伸長し、リカーリング比率は過去最高の70.7%となりました。

    詳細は、第1四半期決算説明資料をご覧ください。

    2023年06月26日 13:00

    Q

    24年3月期通期業績予想が二桁増収増益の理由を教えてください。

    A

    安定収益基盤である認証・セキュリティ分野が確実に伸長するのと、3つの高成長牽引サービス(iTrust、Linuxサポート、EMLinux)が業績を牽引する見込みです。リカーリング売上比率が増加傾向にあり24年3月期は二桁増収増益を予想しています。

  • 株主還元

    2023年06月26日 13:00

    Q

    株主還元の考え方について教えてください。

    A

    23年3月期末の株主様を対象に配当を開始しました。期末配当として年1回の配当としています。24年3月期の年間配当予想は17円50銭です。

  • 経営戦略

    2023年06月26日 13:00

    Q

    23年3月期の説明会でご説明していた、グローバル提携の状況について教えてください。

    A

    5月22日にグローバル提携について2件公表しました。米CloudLinux社と協業により、長期にわたって継続して迅速なセキュリティアップデートを提供する新たなOSSセキュリティサービスを展開し、国内法人システムにおける安心・安全なLinux 運用を実現します。もう一つは、 Linux OS「AlmaLinux OS」を運営する The AlmaLinux OS Foundation に日本企業として初めてプラチナスポンサーとして参画しました。コミュニティメンバーと協働して AlmaLinux OS の共同開発を行います。この2つの協業を活かし、事業拡大を着実に進めてまいります。

  • その他

    2024年05月02日 15:30

    Q

    ソフトバンク社による親会社 SB テクノロジー社の TOB により、サイバートラスト社への影響はどのようなものがあるのでしょうか?

    A

    現時点において親会社の TOB に関連して、当社として決定している事項はなく、事業への影響はご ざいません。

CentOS 7 延長サポートサービス
デジタルトランスフォーメーションのための電子認証基盤 iTrust
SSL/TLS サーバー証明書 SureServer Prime