井田 直哉さんのキャリア
2015 年 入社
- 1 ~ 4 年目
- 営業職として中途で入社。サーバー証明書をはじめとしたアカウント営業を担当。
- 5 ~ 6 年目
- SMB 企業を対象とした新規営業活動を担当。 サーバー証明書をはじめとした電子証明書サービスに加え、脆弱性診断サービスやセキュリティコンサルティングなどの情報セキュリティ対策のサービスも担当。
- 7 ~ 8 年目
- サーバー証明書専任の営業部門へ異動し、エンタープライズ企業を対象とした新規営業活動を担当。 営業部長としてグループ会社へ出向し、パートナーセールスに従事。出向での経験をきっかけにパートナーセールスのプロフェッショナルを志す。
- 9 年目~現在
- サイバートラストの注力商材である iTrust サービス専任の営業部門へ異動。 大型公共案件獲得等の実績をあげ、2025 年 4 月より部長に就任し、iTrust サービスの成長と同部のマネジメント活動に従事。
現在の仕事、業務内容
2025 年 4 月から営業部長に就任し、営業マネージャーとしてチームの予算進捗管理を行うほか、4 月から新しく配属されたメンバーもいるので OJT や営業支援にも取り組んでいます。
また、マネジメントだけでなく、少数精鋭のチームということもあり、私自身も営業活動を継続しています。主に SIer やクラウドサービス事業者向けに、電子署名や eKYC(マイナンバーカードを使った本人確認機能)の協業の可能性を探り、提案を行っています。
契約後のお客様に対しても法令改正などの情報提供をしながら、継続的な提案活動を行うことで、パートナー企業のビジネス成長を支援して、長期的な関係構築を大切にしています。 代表的な事例としては、弁護士ドットコム様の「クラウドサイン電子契約サービス」や、金融機関・通信キャリアでの本人確認機能の導入があります。こうした取り組みを通じて、営業活動の中でも「単なる御用聞き」ではなく、課題に深く入り込んだソリューション営業を実践しています。
サイバートラストに入社を決めた理由
前職では平日休みの勤務スタイルだったのですが、生活リズムや働き方を見直すタイミングがあり、土日休みの仕事を希望するようになって転職活動を始めました。転職支援サービスを通してサイバートラストを知りました。もともと法人向けかつ無形商材の営業に興味があったこともあり、応募しました。
サイバートラストに入社した決め手は「人」でした。面接でこれまでのキャリアを丁寧に聞いてくれたこと、そして未経験でもチャレンジしたいという気持ちを快く受け入れてくれたことが印象的でした。ほかの IT 企業に行くという選択肢もありましたが「ここで挑戦してみたい」と自然に思えたことが理由です。
入社後は、専門知識の多さに戸惑うこともありましたが、先輩社員との OJT を通して実践的に学びました。 今では未経験からでも安心してチャレンジできる環境が整ってきています。長期的な視点で取り組める風土があり、失敗を恐れずに挑戦できることがサイバートラストの魅力だと思います。
チャレンジしたこと・印象に残っている仕事
印象に残っている仕事のひとつは昨年担当した大型公共案件です。これまで弊社が大型の省庁案件を直接落札したことはなかったのですが、今回は自社主導でプロジェクトを推進するという個人としても会社としても大きなチャレンジでした。
入札に向けた準備では仕様書などの細かな確認や省庁との調整、社内の承認フローなど、短期間で多くの調整が必要でした。「多分こうだろう」と曖昧な解釈をなくし、確認を重ねることで、信頼性の高い提案に繋げることができました。 結果として弊社としては過去最大規模の案件となり、社外的にも大きなインパクトを残すことができました。
現在もプロジェクトメンバー内で日々奮闘しており、チーム全体で成し遂げた成果だと感じています。
入社して 10 年目の今、振り返ってみて印象的だった転機などはありましたか?
主に 2 つあります。
1 つ目は、入社 5 年目になったときにウェブからのお問い合わせ対応を担当していた時期です。 スピード感を意識しながら複数の案件を同時に進める中で、自分で判断して動く場面が増えました。それまでの自分には無かった「数とスピードの両立」に挑戦する日々で、今思えば自分のキャパシティを超える経験だったと思います。
当時は 1 つのサービスだけでなく、幅広いサービスを提案していました。企業の情報セキュリティ担当の方々とやり取りする機会も多く、弊社のコンサルティング担当と連携しながら情報セキュリティ対策を一緒に考えていました。それが経験として面白くて、一生懸命やっていた記憶があります。
2 つ目は、サーバー証明書など、様々な IT 商材を扱っている関連会社に出向していた時期です。当時は仕事の総量のうち、約 20 %の割合で出向していました。 弊社でサーバー証明書の専任の部隊で提案担当をしながら、出向先では主に IT ソリューションを提供する大手企業を顧客としてクライアント証明書のパートナーセールスを担当していました。営業部長としてメンバーのマネジメントをしながら、自分自身も法人営業を行っていました。
その中で「パートナーセールスにもっと注力したい」「サイバートラストの注力商材に携わりたい」という想いが強くなり、当時の上長に志願して異動することになりました。
日々の働き方やメンバーとの関わりで意識していることはありますか?
現在はテレワークを主体とした働き方をしています。営業部門は週に 1 度、月曜日に出社しており、そのタイミングで対面でのコミュニケーションや部門のメンバーとの 1on1 ミーティングを行っています。 1on1 を通じて、業務のフィードバックだけでなく、相互の意見交換も大切にしています。特に、気づいたことはその場で伝えるようにしており、タイムリーなコミュニケーションを意識しています。
それ以外の日はリモートでの業務が中心で、Slack などのツールを活用しながらメンバーとのやり取りや業務の進行を行っています。急ぎの対応が必要な場合でも柔軟に働ける環境が整っているため業務を効率的に進められています。
井田さんの1週間のスケジュール
テレワークとフレックス制度を活用し、日々フレキシブルに働いています。通勤などの移動時間を抑えられるため、お客様との商談や部門メンバーの営業支援に注力でき、成果につながっていると感じています。
また、平日に開催される娘の幼稚園行事に参加できるなど、プライベートの予定と両立できるのもサイバートラストの働き方の魅力です。
趣味やリフレッシュ方法について
趣味はテニスやバスケットボールで、学生時代は部活動にも打ち込んでいました。最近はなかなか自分の時間が取れていませんが、今年の夏は娘と一緒にプールに行くのが恒例になっています。毎週のように出かけていて、家族との時間を大切にしています。
プライベートとの両立という点では、サイバートラストの柔軟な働き方にとても助けられています。幼稚園のイベントが平日に開催されることもありますが、業務の合間を縫って参加することができています。部長という立場でも、こうした時間を持てるのはありがたいですし、仕事へのモチベーションにもつながっています。
最後に、大切にしていることや、読者へのメッセージがあれば教えてください
私が営業として日々意識しているのは、「誠実さ」です。どんなお客様でも、将来の可能性を信じて、丁寧に向き合うことを心がけています。そうした積み重ねが、信頼につながっていると感じています。
「お客様の課題に入り込んで一緒に解決策を考えたい」「営業という枠を超えて、なにか新しいビジネスを生み出したい」そんな想いを持っている方には、きっとぴったりの場所だと思います。
※ 本記事は 2025 年 10 月現在の内容です。








