電子署名付き電子メール(S/MIME)でなりすましや改ざんが行われていないことを証明し、安心・安全なメールのやりとりを実現
事例企業: 株式会社 エムアイカード
業種:金融業 規模:301~2,000人
事例カテゴリ:サイバーセキュリティ対策
目的: フィッシング詐欺などの不審メール対策
導入前の課題
(株) エムアイカードは三越伊勢丹グループのクレジットカード会社で、百貨店顧客向けカードを中心としながらも現在はグループ外企業との提携カードも積極的に発行している。そんな中、(株) エムアイカードを名乗り顧客向けの案内メールを装って不正な Web サイトへ誘導する不審な電子メール(フィッシングメール)が急増しており、その対策を探していた。
導入の目的・解決手段
差出人本人が出したメールなのか、メールの内容が途中で改ざんされていないか、また万が一盗聴されても内容がわからないようになっているかという観点で、異常を発見できるサービスを検討し、サイバートラストの SureMail を採用した。 (株) エムアイカードから顧客向けに発信する電子メールには、サイバートラストの電子署名を付与することで「電子メールの送信者が確かにエムアイカードであること」と「電子メールの内容が途中で改ざんされていないこと」を確認できるようになった。
導入効果
SureMail の導入により、なりすましや改ざんが行われていないことを証明できるようになり、フィッシングメールなどの不審なメールへの有効な対策が実現できた。 なお、(株) エムアイカードではこの取組みについて自社の Web サイトなどを通じて外部発信を行っている。これらの発信を通じて、フィッシング詐欺対策をはじめとするセキュリティ対策について、エムアイカード社の積極的な対応が理解されている。
導入企業様のご紹介
(株) エムアイカードは三越伊勢丹グループの中核会社としてクレジットカード事業・金融事業を担っています。加盟店の開拓やさまざまな企業との提携カードの開発、ポイント活用先の拡充により、百貨店でのお買物に限らずお客さまのライフシーンにおける利便性と付加価値の向上に努めています。お客さまとの長年のお取り引きで培ったマーケティング力を用い提携先さまや加盟店さまのビジネス活性化・新規事業創出の支援にも取り組んでいます。
https://www2.micard.co.jp