MIRACLE ZBX Virtual Appliance 導入で、システム監視のためのコストと人的負担を大幅に軽減
事例企業: 某大手製造業
事例カテゴリ:生産性・利便性向上事業継続 (DR/BCP)
目的: システム監視
導入前の課題
情報システム部門にて、システム監視のために商用製品を複数導入しており、ライセンスのコストや、保守更新の対応作業などの負荷が増していた。
以前より低コストの運用監視ソリューションにリプレイスを検討していたが、構築のコストや対応要員の確保、導入スケジュールの検討などが課題になっており、着手できないでいた。
導入の目的・解決手段
簡単に導入ができ、細かな設定は後々に追加できる低額の監視ソリューションを探し、セミナーなどで情報収集とノウハウの蓄積をした。
担当者が導入前に理解を深めて選定できるよう、トライアル的に利用ができる製品を求めていた。また、導入実績が多く、情報収集のしやすい製品であることを選定のポイントと考えていた。
さまざまな角度から検討した結果、トライアル版を無償で利用し、運用にある程度、目途がついた段階で、正式版に切り替えられるサイバートラストの OSS ソフトウェアアプライアンスの監視ソリューションを採択し、短期導入を実現した。
オープンソースソフトウェアに関しての知見が少なく導入に不安があったが、必要なソフトウェアがチューニング済みで搭載されているアプライアンス製品を導入することで解消できた。
導入効果
無償のトライアル期間を有効に利用し、本監視ソリューションに関する知見を蓄積できたため、不安視していた教育も短い期間で対応を完了することができた。
本番環境も2~3人の少ない要員で短期間で導入することができた。
導入開始から2日ほどで監視設定まで終了し、システム監視を開始することができた。
「MIRACLE ZBX Virtual Appliance」導入後は、無償で利用できる「CSV 出力オプション」を活用し、データを CSV 形式でエクスポートし、システムの状況や傾向の分析がローカルで可能になった。これにより、分析のためにのみ継続利用していた商用製品の利用が不要になりし、運用コストを半減できた。
キーワード
ZBX,zabbix,システム監視