採用情報

お問い合わせ

お知らせ

お知らせ

サイバートラスト、スマートホーム分野の世界標準規格「Matter」策定団体「Connectivity Standards Alliance」へ加盟

〜 日本国内の認証局として初めて加盟し、Matter 対応製品の迅速な市場投入を支援 〜

2025 年 3 月 4 日

サイバートラストは、スマートホーム分野における世界標準規格「Matter」※1 を策定する標準化団体「Connectivity Standards Alliance(無線通信規格標準化団体 以下、CSA)」※2 に 2025 年 2 月に日本国内の商用電子認証局として初めて加盟しました。Matter に対応する製品開発向けのテスト用認証局を構築し、開発ベンダー向けにデバイス構成証明書(Device Attestation Certificate 以下、DAC)サンプルの発行を 2025 年 3 月より開始します。サイバートラストは、このサンプル証明書により対象機器の Matter 認証に向けて、事前に動作確認を可能にし、ベンダーの Matter 対応製品の開発と迅速な市場投入を支援します。

背景

CSA が推進する「Matter」は、メーカーやプラットフォームの枠を超えて IoT 機器間のシームレスな通信を可能にする通信プロトコルです。 自社製品を Matter に対応させるためには、Matter ネットワークへの登録・接続が必要です。Matter 対応ネットワークに登録する際には機器の認証を行い、正しいベンダーの正しい製品であることを確認するために、CSA による認証が行われた製品に DAC の組込みが求められます。DAC の発行・組込みには、製品の開発ベンダーが Matter の証明書ポリシーに準拠する認証局を運用する必要があり、認証局の構築に関する知識や日々の運用・管理の体制構築が必須となります。

サイバートラストがこのたび構築する Matter 向けテスト用認証局では、Matter 対応製品の開発ベンダーに対して DAC のサンプルを発行し、ベンダーにおける Matter 対応認証局の構築および運用の負担を軽減します。開発ベンダーは、この DAC サンプルを利用することで、対象機器の Matter 対応に向けて機能テストをすることができます。

サイバートラストは、Matter 対応製品の開発を進めるベンダーに対して、開発プロセスの加速と迅速な市場投入を支援してまいります。

※1
「Matter」とは:Connectivity Standard Alliance が推進するスマートホームの標準規格で、メーカーやプラットフォームの枠を超えて IoT 機器間のシームレスな通信を可能にする通信プロトコルです。2022 年 10 月に仕様 1.0 が発表され、Amazon、Google、Apple などのグローバル企業が標準規格「Matter」に対応する製品を多数リリースしています。「Matter」認証済みの家電やスマートホーム機器であれば、ユーザーはメーカーの垣根を超えて相互に連携させることができ、より便利にスマートホームを利用する事が可能になります。
※2
Connectivity Standards Alliance について:スマートホームの相互運用性の規格を策定することを目的とした団体で、世界中の約 600 社の企業が参加し(2024 年 11 月末時点)、スマート家電や IoT デバイス間の相互運用を実現するスマートホームの国際標準規格「Matter」の開発や連携を推進しています。
https://csa-iot.org/
関連 Web サイト
当お知らせに関するお問い合わせ先

サイバートラスト株式会社
広報担当:椎名・加藤
メール:press@cybertrust.co.jp

* 本お知らせに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

CentOS 7 延長サポートサービス
デジタルトランスフォーメーションのための電子認証基盤 iTrust
SSL/TLS サーバー証明書 SureServer Prime