サイバートラストとCSE、端末認証とワンタイムパスワードで二要素認証を実現
~F5ネットワークス「BIG-IP APM」連携でより強固なリモートアクセス環境の実現が可能に~
2014年6月30日
サイバートラスト株式会社
株式会社シー・エス・イー
サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利/以下、サイバートラスト)と株式会社シー・エス・イー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小島 貴/以下、CSE)は、デバイス証明書管理サービスの「サイバートラスト デバイスID/以下、デバイスID」、マトリクス認証を採用したワンタイムパスワードの「SECUREMATRIX(セキュアマトリクス)」、F5ネットワークスが提供するリモートアクセス・ソリューションの「BIG-IP APM(※1)」を連携させる共同検証が完了したことを発表します。この共同検証により、端末認証とワンタイムパスワードを連携させた二要素認証の利用が可能になるセキュアなリモートアクセスが実現します。
企業における事業継続性やワークスタイルの変化に伴い、どのような環境からも安全に社内ネットワークやクラウドサービスへアクセスするためのセキュリティ対策が求められています。このようなセキュリティ対策には、多くの場合、ID/パスワードによる認証が用いられます。しかし、不正アクセスによるID/パスワードの漏えいやパスワードリスト攻撃などによって、不正ログインによる被害が急増しており、ID/パスワードだけの認証では十分な対策とは言えません。
サイバートラストとCSEは、「デバイスID」と「SECUREMATRIX」を組み合わせて二要素認証を可能にすることで認証セキュリティを強化し、更に「BIG-IP APM」を連携させることで、ネットワーク統制とシングルサインオンを可能にするクラウドサービスへのセキュアなアクセスを実現します。
(※1)BIG-IP APM...F5ネットワークスが提供する、認証基盤の統合、リモートアクセス、ウェブアクセス、アプリケーションへのアクセスなどを統合するアクセス管理ソリューション。
サイバートラストとCSEは、今後も協力して安心安全なネットワーク社会の実現と、お客様の事業活動における業務効率化、顧客創造、リスクマネジメント等に貢献するサービスを提供して参ります。
F5ネットワークスジャパン株式会社 代表取締役社長 アリイ・ヒロシ様のコメント
SECUREMATRIXについて(概略)
※ユーザ認証システムに関する特許(※国内6件、米国4件)取得済み。
(※国内特許番号:第3939736号、第3996939号、第4654329号、第4713693号、
第4713694号、第5480122号
米国特許番号:US7409705B2、US7945948B2、US7984491B2、US8209746B2)
<製品ホームページ>:http://www.cseltd.co.jp/products/smx/
サイバートラスト デバイスIDについて
<製品ホームページ>:https://www.cybertrust.co.jp/deviceid/
CSEについて
CSEの詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.cseltd.co.jp/
サイバートラスト株式会社について
サイバートラストの詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。
https://www.cybertrust.co.jp/
※「SECUREMATRIX」、「マトリクス認証」は株式会社シー・エス・イーの登録商標です。
※文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
報道関係者様からのお問い合わせ
広報担当:永来(えいらい)、藤井
TEL : 03-6234-3800
株式会社シー・エス・イー
担当:経営企画部 経営企画課
TEL : 03-5469-6023
参考資料
「サイバートラスト デバイスID」は、端末識別情報により端末を確実に特定した上でデバイス証明書を登録するため、厳格な端末認証が実現できます。不正な端末の持ち込みや不正なアクセスを防止し、クリーンなネットワーク環境を実現することによりセキュリティを強化することができます。
SECUREMATRIXは、64個の数字が並ぶマトリクス表からユーザが決めた位置と順番を選んだ形がパスワードになります。認証のたびにランダムな数字が表示されるマトリクス表にパスワードとなる形を頭の中で重ね、一致した箇所の数字をパスワード欄に入力することで認証が完了します。この認証方式を「マトリクス認証」方式と言います。マトリクス表の数字が毎回ランダムに表示されることでワンタイムパスワードを実現しています。
BIG-IP APMは、F5のセキュアなリモートアクセス・ソリューションで、SAML2.0、複数のドメイン、豊富なシングルサインオン認証、およびモバイルデバイスへの対応など、さまざまな環境に対応しています。さらに、シンプルかつセキュアなアクセス環境を実現できるため、モバイルユーザ向けのアプリケーション・アクセス・コントロールを集約し、ビジネスの優先度やユーザ属性に応じて、特定のアプリケーションへの制限の無いVPNアクセスまたは制限付きアクセスを選択して許可することができます。