JIG-SAWとサイバートラスト、SSLサーバー証明書を月額で提供する『マネージドSSL』サービスを開始
取得・運用・管理を JIG-SAW が一括マネージ、証明書の効率的な自動運用・管理が可能に
2017 年 3 月 23 日 (木)
JIG-SAW 株式会社
サイバートラスト株式会社
JIG-SAW 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山川真考、以下JIG-SAW)とサイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:眞柄泰利、以下サイバートラスト)は、共同でOV(*1)及びEV(*2)の SSL サーバー証明書(*3)を月額で利用可能な『マネージド SSL』サービスを 2017 年 4 月 1 日より開始致します。
JIG-SAW とサイバートラストは次期構想として「AI(人工知能)を活用したインターネットにつながるあらゆる物のマネジメント」の経験及び豊富なナレッジを持つ JIG-SAW の強みと、国内最長の運用実績を誇る電子認証サービスを提供しているサイバートラストのセキュリティベンダーとしての知見を融合させ、オープンイノベーションによる、IoT 機器の製造段階から、ユーザーのクラウド環境も含めたセキュリティサービスまで包含した標準化の取り組みを行ってまいります。その第一弾として、今回のサービスを開始致します。
従来の SSL サーバー証明書は、年単位で SSL サーバー証明書を購入して使用するのが一般的でした。しかし、ウェブサービスのライフサイクルの変化やクラウドサービスの利用増加、及び証明書の管理権限や人材の流動化により、年単位で SSL サーバー証明書を購入・管理するという仕組みは、企業内の管理業務を大変煩わしいものにしていました。 また、Google 社等による常時 SSL/TLS 化推進の取り組み等により、最近では、SSL 暗号化通信は、一部のウェブサービス (EC サイトやゲームサイトなど)での使用にとどまらず、企業のコーポレートサイトなどでの利用も急増しており、企業が導入する SSL サーバー証明書の増加に伴い、IT 担当者の管理負荷も一層増大しています。
今回提供を開始する『マネージド SSL』サービスでは、これまで年単位での使用が一般的であった SSL サーバー証明書を、月単位のライセンス形態で、月額で利用することができるため、より細かい期間での効率的な運用・管理が可能になります。また、SSL サーバー証明書の各種申請や SSL サーバー証明書の取得から管理までを JIG-SAW が行うため、企業の IT 担当者は、SSL サーバー証明書の有効期限切れや更新に伴う手続き等の煩わしい管理業務から解放されます。また、『マネージド SSL』サービスでは標準で JIG-SAW による URI 応答監視・通知(*4)機能が搭載されているため、SSL サーバー証明書を適用しているウェブサイトが正常である事の確認を行い、異常時には通知を受ける事も可能となります。
主な特長
- 月単位、月額での利用が可能
- 各種申請や SSL サーバー証明書の取得から管理までを JIG-SAW が行うため、企業側での管理が不要
- 標準で URI の応答監視・通知機能で、ウェブサイトの異常時に即座に対応可能
- 用途に応じてサーバー版(OV/EV)、クラウド版(OV/EV)の 4 種類の SSL サーバー証明書から選択可能
『マネージド SSL』概要
証明書種別 | OV | EV | ||
---|---|---|---|---|
証明書名 | SureServer | SureServer for クラウド | SureServer EV | SureServer EV for クラウド |
証明書の特長 |
・企業の実在性確認 ・SSL 暗号化通信 |
・厳格な企業の実在性確認 ・Web ブラウザのアドレスバーの緑色化 ・SSL 暗号化通信 |
||
証明書発行元 | サイバートラスト | |||
サービス内容 |
・SSL サーバー証明書の月額での提供 ・各種申請や SSL サーバー証明書の取得及び管理 ・URI の応答監視・通知 ・問い合わせサポート(SS Lサーバー証明書のインストール方法など) |
|||
価格(税別) | 月額:オープン |
※ SureServer 及び SureServer EV の証明書は、SSL 通信を行いたいサーバー数 × FQDN(コモンネーム)分のライセンス契約が必要となります。
※ for クラウドの証明書は、FQDN(コモンネーム)毎に1ライセンスの契約が必要となります。(使用されるサーバーの台数は問いません。)
備考
(*1) OV:Organization Validation(ウェブサイト運営組織の実在性の審査)が行われる証明書です。
(*2) EV:Extended Validation(OV よりも厳格な審査)が行われる証明書です。EVの証明書が使用されているウェブサイトは、アドレス欄が緑色になり、ウェブサイト運営組織名が表示されます。
(*3) SSL サーバー証明書:サイト運営企業が実在している事を証明し、Web ブラウザと Web サーバー間(サーバー同士でも可能)で SSL(Secure Socket Layer)暗号化通信を行うための電子証明書。
(*4) URI 応答監視・通知:ウェブサイトの URI に対して HTTP リクエスト(https://"ウェブサイトのURI")を送信し、レスポンスの応答を監視します。応答無し(タイムアウト)、応答のステータスコードが 404 や 500 等のエラーの場合に異常と判断し、指定されたメールアドレス宛に自動通知を行います。
JIG-SAW 株式会社について
本社:東京都千代田区大手町 1 丁目 9-2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ 18F
代表取締役:山川 真考
証券コード:3914(東京証券取引所マザーズ)
URL:https://www.jig-saw.com/
JIG-SAW は A.I.制御による IoT・IoE 全体への A&A サービス(Auto Sensor-ing & Auto Direction)A.I.による IoT ビッグデータコントロールサービス、E2E(End-to-End)オートデータコントロールサービス、(細胞・生物・ビッグデータ・クラウド・サーバ・NW・各種アプリ・各種プラットフォーム・セキュリティ SW・IoT デバイス・各種通信モジュール等)エッジコンピューティング(MEC基盤)におけるセキュアデータコントロール等を展開。
サイバートラストについて
本社:東京都港区赤坂 1-12-32 アーク森ビル 30F
代表取締役:眞柄泰利
URL:https://www.cybertrust.co.jp/
サイバートラストは国内で最長の運用実績を持つ認証機関であり、日本初の商用電子認証局として 20 年以上にわたり SSL/TLS 証明書をはじめとした電子認証サービスを提供しているセキュリティベンダーです。マルチ OS、マルチフォームファクターに対応した端末電子認証サービス「デバイス ID」は国内導入 No.1 の実績です。今後、利用形態や用途が拡大する IoT デバイスにおいても電子認証サービスを提供することで、利用者が、安心安全にサービスを受けられる社会の実現を目指します。
当リリースに関するお問合せ
サイバートラスト株式会社
TEL:03-6234-3800
JIG-SAW 株式会社(JIG-SAW INC.)
経営管理本部 広報担当
TEL:03-6635-6657
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。