プレスリリース
IoTビジネス強化に向けた合併のお知らせ
グローバル市場に向けて組込み Linux 技術に電子認証技術を融合
2017 年 7 月 20 日
ミラクル・リナックス株式会社
サイバートラスト株式会社
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 達雄、以下、ミラクル・リナックス)と、サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利、以下、サイバートラスト)は、2017 年 10 月 1 日(予定)を効力発生日として合併することを両社の取締役会で決議しましたので、お知らせいたします。
ミラクル・リナックスは 2000 年の設立より、「MIRACLE LINUX」ブランドで、日本品質の技術とサポートを特長に、エンタープライズ Linux OS を通信事業や公共、金融事業など幅広い分野に提供しています。エンタープライズ領域での採用実績に加えて、Linux のカーネル技術を応用し、専用機器向けの組込み Linux OS も実績を伸ばしています。近年の IoT 実用化の加速に伴って IoT デバイス向けの OS に Linux の採用が進んでいることから、組込み事業も成長を続けています。
サイバートラストは 1995 年の設立以来、電子認証サービスを通じ、多くのお客様、パートナー様へ安全・安心を提供してきた情報セキュリティ企業です。日本初の商用電子認証局として、国内で最長の運用実績を持ち、サーバー証明書を始めとする電子認証サービスを提供しています。近年、利用形態や用途が拡大する IoT デバイスを安全・安心に利用することを目的にした認証基盤「セキュア IoT プラットフォーム」を提供しています。
合併新会社では、ミラクル・リナックスの「組込み技術」とサイバートラストの「セキュリティ技術」を集約し、「セキュア IoT プラットフォーム」を成長戦略の軸として、グローバルで通用する IoT ビジネスを展開してまいります。
なお、ミラクル・リナックスが提供中のエンタープライズ向け OS「Asianux Server(MIRACLE LINUX)」や組込み Linux ソリューションの「Embedded MIRACLE」、統合システム監視ソリューション「MIRACLE ZBX」など OSS を活用した各種製品・サービスなどの既存事業は、合併後もブランド名とともに引き続き提供します。
また、サイバートラストが提供中の SSL サーバー証明書の「SureServer」「DigiCert」、端末認証の「デバイス ID」「パーソナル ID」、PKI サービスの「マネージド PKI」など、全てのサービスについても、合併後も引き続き提供します。
両社の既存製品およびサービスは、従来どおり安心してご利用いただけます。
本合併の詳細については以下をご参照ください。
1. 合併の日程
合併決議取締役会・合併契約締結(両社) | 平成 29 年 7 月 20 日 |
合併公告日(両社) | 平成 29 年 8 月 21 日(予定) |
合併承認株主総会(両社) | 平成 29 年 8 月 15 日(予定) |
合併期日(効力発生日) | 平成 29 年 10 月 1 日(予定) |
2. 合併の方式
ミラクル・リナックスを存続会社とする吸収合併方式で、サイバートラストに商号を変更します。
3. 合併に係る割当ての内容
ミラクル・リナックス (存続会社) | サイバートラスト | |
本合併に係る割当ての内容 (合併比率) | 1 | 0.30577 |
4. 合併後の状況
(1) 商号 | サイバートラスト株式会社 |
(2) 所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿 6-27-30 新宿イーストサイドスクエア 7 階 |
(3) 代表者 | 代表取締役社長 阿多 親市 |
(4) 事業内容 |
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(5) 資本金 | 4 億円 |
(6) 決算期 | 3 月 31 日 |
■関連リリース
当社子会社間の合併に関するお知らせ(ソフトバンク・テクノロジー株式会社)
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2017/028/