ワーク・ライフ・バランス@ 松江ラボ-1
このシリーズは、松江ラボで勤務している私のワーク・ライフ・バランスについて紹介していきます。第 1 日目になります。 今回は、前提知識として、ワーク・ライフ・バランスについて、政府が出している憲章を確認します。
お疲れさまです。ニックネーム たいちょう です。
社会人になってから数十年超、そのほとんどを政府関係機関で過ごしました。
今はミラクル・リナックス株式会社でエンジニアとして働いて(1 年が過ぎました)います。
このシリーズは、松江ラボで勤務している私のワーク・ライフ・バランスについて紹介していきます。第 1 日目になります。
今回は、前提知識として、ワーク・ライフ・バランスについて、政府が出している憲章を確認します。
ところで、ワーク・ライフ・バランスって言葉、聞いたことありますか。
重要なのは、ワーク・ライフ・バランスは一言でこうだということよりも、実践するものである、というのが私が考えているところです。
実践するためには、目指すところは知っておきたいです。
政府のワーク・ライフ・バランス憲章について確認します。
これによると、まず問題意識は次のようになっています。
「我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくい現実に直面している。」
この現状を変えるために、色々と言葉が続いていて、企業と働く者、国民、国、地方公共団体に等しく果たすべき役割がある、ということになっています。
私は今、企業に勤務しているので、「企業と働く者」の関係性において気付いた点を述べていきたいのですが、手っ取り早く、その目指すところが知りたいです。
同じく内閣府のページに、マネジメント層へのアンケート調査用紙があります。
「ワーク・ライフ・バランス推進のための職場マネジメントに関するアンケート」
なぜマネジメント層へのアンケート調査になっているのでしょう。政府は、制度を推進する立場なので、マネジメント層にそれを推進させようとしているのでしょう。
このアンケートでは、マネジメント層が所属する対象企業に対して以下の項目について、行っている、行っていない、のチェックをつけるようになっています。
- 所定外労働時間の削減
- 年次有給休暇の取得促進
- 多様な正社員制度(例:勤務地限定、短時間正社員等)の導入・拡充
- 柔軟な働き方(例:フレックスタイム、在宅勤務等)の導入・拡充
- 育児・介護と仕事の両立支援施設の導入・充実
また、管理職に対するアンケートでは以下の項目が上がっています。私は管理職ではないので、これについては知識として持っておこうと思います。
- 管理職の人事評価に、管理職による職場のワーク・ライフ・バランス向上等に向けた取組を評価する項目が含まれている。
(例:部下の所定外労働時間の削減や、年次有給休暇の取得促進を評価する項目がある) - 管理職に対して、業務マネジメントの支援を行っている。
(例:業務管理の仕方などに関する研修の実施) - 人材育成や部下の業務スキル向上に向けた支援を、管理職に対して行っている。
(例:部下とのコミュニケーションスキル向上のための研修の実施) - 管理職の人事・処遇における裁量権を拡大・移譲している。
(例:業務繁忙に応じて非常勤務職員等を現場の判断で柔軟に採用) - 職場でのワーク・ライフ・バランス推進のための褒章またはペナルティの制度がある。
(例:所定外労働削減が進んだ部署に対するインセテイブ給付) - 他部署・職場における長時間労働の削減など働き方改革の好事例やノウハウを共有している。
- 管理職自身の意識・行動変革を促している。
(例:所定外労働時間内で仕事を終えることの奨励、管理職自身の積極的な年次有給休暇の取得)
政府としては、これらの項目がおしなべて実施されていれば、ワーク・ライフ・バランスが優良な企業である、と言える、そのような企業が多くなることを目指しているようです。
もちろん、大きな立場としては、国自身や、国民、地方、地方公共団体、というのもあります。
このシリーズでは、それらについて一部言及することがあるかもしれませんが、あくまでも企業と働くものとの関係性において、島根県や松江市というある地方が出てくると思います。
この切り口で、当社の紹介ですが、以下のリンクをたどってみてください。当社「ミラクル・リナックス株式会社 松江ラボ」が、ふるさと島根定住財団に提供しているアピールです。
「オープンソース・ソフトウェアあるいはオープンソース・ソフトウェアをベースとした製品の開発 / サポート業務」
では、この前提にしたがって、ここ、松江ラボにおける私自身のワーク・ライフ・バランスの実践方法について、次回から紹介・考察してみたいと考えています。
お疲れさまです。ニックネーム たいちょう でした。
次回をお楽しみに。