新卒のスキルアップ
はじめに
はじめまして。2020年度新卒のかきです。
突然ですが、質問です。志望する会社を決める際、なにを意識していますか?
業務内容、会社の方針や経営、待遇、離職率、勤務地など人によって多くの判断基準があると思います。私はそれらに加え、自身がスキルアップしやすいかというのも重視していました。
そして、実際に入社し約1年間研修や業務を行い、弊社は様々な活動を行っておりスキルアップしやすい環境であると感じています。
そこで、本記事では日々の通常業務以外に経験したスキルアップの機会を3つ紹介します。
注意: 本記事は2020年度に実施された研修や活動を記載しています。2021年度以降は異なる場合があります。ご了承ください。
英語研修
入社1年目の1年間、英語研修を受けることができます。英語研修は2種類存在します。
1つ目は、DMM英会話です。
こちらは1日に1回(25分)受けることができます。様々な国の講師から選択し、1対1で英会話をリモートで受講します。様々な海外の講師と実際に会話するため、特にリスニングや発音、語彙などのスキルを高めることができると感じています。また、文法や発音を教わる基本的なものから、日々のニュースについて話し合う応用的なものなど多くの種類の教材があるため、自身のレベルにあった英会話を行うことができます。
2つ目は、英会話講師との英会話です。
こちらは、月に数回(1時間)受けることができます。Google Meetを用いて新卒数人と講師で行います。主に、英会話、英文読解などのコツや英会話でよく使われる文法を学ぶことができ、日々のDMM英会話で学んだ表現を実践できる良い機会となっています。また、DMM英会話であまり指摘されない細かい文法の間違いや別の表現方法についても教えてくださるため、さらに英語力を高めることができています。
技術的文書やOSSに関するやりとりは英語である場合が多いため、英語力を高め、英語を学ぶ習慣を付けることのできる良い取り組みであると感じています。
SECCON CTF 2020参加
2020年10月10,11日に開催されたSECCON CTF 2020(https://www.seccon.jp/2020/)に参加しました。
CTFとは、Capture The Flagの略で、出された問題に対して脆弱性の利用などセキュリティに関する攻撃や防御を行うことで答えを導き出す競技です。
新卒問わず自由参加であり、準備として7月~10月の間、毎日1時間勉強会に参加していました。勉強会では、私は常設CTFと呼ばれるネット上に公開されているCTFの問題を調べながら解くことで勉強していました。
しかし、本番では、知識が足らず一問も解くことができませんでした。終了後、writeupを確認したところ、他の大会と似たような問題が出ていたため、常設CTFで勉強するだけではなく、他大会に参加したり、write upを確認し実行することで経験を積むことが重要であると感じました。
良い結果は残せませんでしたが、CTF、脆弱性に関する知識やgdbなど便利なツールについて学ぶことができ、とても良い経験となりました。
LT会
20'sという20代の社員で構成されたグループでLT会を毎月開催しています。
LTとはLightning Talksの略で、短いプレゼンテーションのことです。
5分から20分のプレゼンを毎月2、3名ずつ行います。発表内容は決まっておらず、技術的なものから趣味、役に立つ制度など様々な発表があります。私は趣味である映画鑑賞に関連して、普段利用している定額制の動画配信サービスの特徴やサービス毎の違いについて発表しました。
自分が発表をすることで自身のことを伝えたり、プレゼンを行う練習になるのはもちろん、発表を聞くことで気になっていた、知らなかった技術や話題を知り、学ぶきっかけとなります。また、今年度は原則テレワーク勤務のためほぼ出社しておらず、実際に会話したことのない人が多いのですが、コミュニケーションをとったり、その人について知ることのできる良い機会となっています。
おわりに
いかがだったしょうか。本記事で紹介した活動以外にも弊社では通常業務を含め多くのスキルアップの機会があります。
会社を決める際には通常業務の他にもどのような活動、研修を行っているかを会社HPで確認したり、採用担当者に尋ねてみてはいかがでしょうか。