全国高専プログラミングコンテスト観戦
10月10日・11日の2日間、全国高専プログラミングコンテスト(以下プロコン)が開催されました。例年、全国の高専が持ち回りで会場になっており、私が出場した年は徳島県のアスティとくしまで開催されていました。
しかし、今年はコロナ禍の影響を受け、オンラインでの開催になりました。
本記事では、私が観戦したプロコンの様子を紹介します。
プロコンとは?
高等専門学校生のコンピュータープログラミング能力を競うコンテストです。
毎年異なるテーマに沿って作品を作る課題部門、自由なテーマで独創的な作品を作る自由部門、チームのプログラミング能力を競い合う競技部門に分かれています。
課題部門と自由部門は、作品の概案を提出する予選審査、システム開発、プレゼンテーション本選審査の、大きく3段階があり、コンペティションのような雰囲気を感じられます。
プロコンの醍醐味といえば、本選出場しシステム開発に関わることでしょう。
しかし、それだけではなく、毎年新しい挑戦をしているシステムを見て、開発者に話を聞くのも興味深いです。
オンライン観戦が充実
コロナ禍の影響で、本選のプレゼンテーション審査や一般向けの作品紹介ブースが、オンラインに移動しました。YouTube Live
プロコンでは毎年、YouTube Liveでプレゼンの様子が公開されています。
私も、プロコンに参加できなかった年はYouTubeで観戦していました。
社会人になった今、改めて見ると、そのプレゼン能力に驚かされます。
今年は特に、オンラインがメインというだけあって、配信上でも非常にわかりやすく工夫されたプレゼンがなされていました。
[参照:課題部門一日目配信アーカイブ(https://youtu.be/kcQzS6G9lsA)]
バーチャルイベント会場
今年はYouTube Liveに加えて、特設サイト(http://www.procon.gr.jp/?p=77323)が作成されていました。
プロコン会場を模したバーチャルワールドに入ることができます。各作品の紹介ブースに近づくと、作品の紹介動画が閲覧できます。
各作品の装置を直接見たり、開発者の話を聞いたりする機会を得られず残念でしたが、面白い試みを見ることができました。
Youtube Liveのアーカイブや、バーチャルイベント会場は今でも閲覧することができます。
本年度のプロコンを観て興味を持った方は、ぜひ現地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。私も次回の秋田大会を楽しみにしています。