お知らせ
「AlmaLinux 9.2」の FIPS 140-3 認証取得のお知らせ
2025 年 10 月 28 日
このたび、AlmaLinux 9.2 に組み込まれた暗号モジュールが、米国国立標準技術研究所（NIST）が定める厳格なセキュリティ標準である FIPS 140-3（Federal Information Processing Standards Publication 140-3）の認証を取得しました。
FIPS 140-3 は、暗号モジュールのセキュリティ要件を規定する国際的に認められた標準規格であり、特に機密情報を取り扱う政府機関や金融、医療などの規制の厳しい業界において、セキュリティ要件を満たす上で極めて重要です。AlmaLinux 9.2 がこの認証を取得したことにより、お客様は AlmaLinux OS を、より高いレベルのセキュリティとコンプライアンスを維持しながら、安心してご利用いただけます。
さらに、AlmaLinux 9.6 についても、現在 FIPS 140-3 認証プロセスに入っています。これは、AlmaLinux OS を運営する非営利団体 AlmaLinux OS Foundation が継続的に最新のセキュリティ標準へ迅速に対応し、ユーザーに最高水準のセキュリティ機能を提供し続けるという強いコミットメントを示すものです。
サイバートラストは、AlmaLinux OS のうちバージョン 9.2 および 9.6 について、構成するソフトウェアのバージョンを維持したまま脆弱性に対する修正のアップデートパッケージを 7 年間提供し、長期間安心・安全に利用可能にする「Enterprise Pack for AlmaLinux 9 Extended Security Update オプション」を提供しています。本オプションサービスを用いることで、上記の FIPS140-3 認証を取得した状態を維持しながら AlmaLinux OS バージョン 9.2 全体のセキュリティを確保していただけます。
今後も AlmaLinux OS のセキュリティと信頼性の向上に向けた活動を支援し、お客様のビジネスを強固にサポートしてまいります。
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