お知らせ

セキュア IoT プラットフォーム協議会の「国際社会と協調するために、日本の重要インフラ並びにそのサプライチェーンが今取り組むべきこと」リリースに関するお知らせ

2025 年 10 月 28 日

～ICAM とセキュリティクリアランス制度の考察～

サイバートラストが会員として参画する一般社団法人セキュア IoT プラットフォーム協議会（以下、SIOTP 協議会）より、「国際社会と協調するために、日本の重要インフラ並びにそのサプライチェーンが今取り組むべきこと～ICAM とセキュリティクリアランス制度の考察～」が公開されました。
この考察は、米国を中心とするグローバルな枠組みにおいて、重要インフラやサプライチェーンに対するセキュリティ基準の制定が活発になってきたことを受けて公開されたもので、重要インフラおよびサプライチェーンセキュリティ確保のため、ICAM（Identity, Credential, Access Management：ID/ 資格 / アクセス管理）による厳格な個人識別・認証・アクセス管理と、セキュリティクリアランスへの対応が日本の産業界においても重要と説いています。また、これらの要件がグローバルビジネスへの参入条件に変わりつつあり、対応できない企業や団体は、今後国際的な取引から排除されるリスクを指摘しています。その上で、 ICAM と日本版セキュリティクリアランス制度を統合的に捉え、現在日本企業や産業界に求められる視点を整理しています。

サイバートラストはこの考察を受けて、「ゼロトラストアーキテクチャを実現する ICAM とセキュリティクリアランス」として、以下を解説する記事を公開しました。

「厳格な個人認証」とセキュリティクリアランス
「認証情報の保護」と PKI 技術の優位性
認証と認可を司る「アクセス管理」

サイバートラストはこれまで米国の NIST SP 800 シリーズや欧州サイバーレジリエンス法（CRA）、日本のセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度（JC-STAR）などの国際標準に合わせた技術やサービスを提供してきました。本記事において、PKI を活用した厳格な個人認証やゼロトラストアーキテクチャに欠かせないアクセス管理など、日本の産業界でも求められる技術 / 運用モデルへの対応策を提案しています。