サイバートラスト iTrust 電子署名用証明書、PDF ファイルへの信頼された電子署名に対応
~ アドビシステムズ社が認定する信頼できるルート証明書リスト(AATL)へ登録が完了 ~
2019 年 1 月 30 日
サイバートラスト株式会社
サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄泰利 以下、サイバートラスト)は、本日、ビジネスプロセスのデジタル化を促進するトラストサービス 「iTrust(アイトラスト)」シリーズの「iTrust 電子署名用証明書」 において、アドビシステムズ社が認定する信頼できるルート証明書リスト(AATL ※1)へ登録が完了したことをお知らせします。
現在、電子契約その他の書面の電子化において、標準的な電子ファイルフォーマットとして、PDF が大きな役割を担っています。
しかしながら、PDF ファイルへの電子署名は、どのような電子証明書を利用しても「信頼できる電子署名」として表示される訳ではありません。Adobe 社の審査を受けて「AATL:Adobe Approved Trust List」に登録された電子認証局から発行された電子証明書でなされた電子署名のみが「信頼された電子署名」として表示されます。
「iTrust 電子署名用証明書」を用いて電子署名された PDF ファイルを Adobe Acrobat、または Acrobat Reader で開くと緑色のチェックマークと共に「署名済みであり、全ての署名が有効です」と表示されるため、全ての利用者が直観的・視覚的に信頼できる PDF ファイルであることを確認できます。
なお、「iTrust 電子署名用証明書」は、日本国内で運営される電子署名用途専用のルート認証局および中間認証局として初めて WebTrust for CA ※2 監査に合格した電子認証局からポリシーに則り厳格に審査した上で発行されます。
- ※1
- AATL: Adobe Approved Trust List (アドビシステムズ社の製品で信頼される電子認証局のリスト)
- ※2
- 米国公認会計士協会(AICPA)とカナダ勅許会計士協会(CICA)が定めた、電子認証局の証明書発行審査基準および運用基準などを定めた国際規格
「iTrust 電子署名証明書」の主な利用用途
電子契約における電子署名用途
融資契約や住宅ローン契約などの金銭消費貸借契約、その他の各種契約を電子化する際の当事者の電子的な意思表示に関わる本人性(実在性および同一性)の証明
公開文書の真正性確保用途
会社として公開する文書などの真正性を確保したい場合の発行者の本人性(実在性および同一性)の証明
取引関係文書への電子署名用途
見積書、発注書、請書、利用申込書、請求書などの取引関係文書を電子化する際の当事者の電子的な意思表示に関わる本人性(実在性および同一性)の証明
なお「iTrust」シリーズは、「本人確認サービス」、「電子署名用証明書」、「リモート署名サービス」から構成され、業務に合わせて柔軟に組み合わせて利用できます。
サイバートラストは、デジタル化が進展する社会において、信頼性の高い電子取引を実現するためのトラストサービスを積極的に推進することにより、安心・安全な社会の実現に貢献します。
サイバートラスト株式会社について
サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 20 年以上にわたりサービスを提供している認証事業、ミラクル・リナックスのカーネル技術をさまざまな分野に応用し、オンプレミス、クラウド、組込みのあらゆる領域で活用できる OSS 事業を展開してまいりました。そして、その2つの事業を組み合わせ、IoT をはじめとする先端分野における新たな価値を生み出す先駆者として、パートナー企業の皆さま、そしてお客様に貢献してまいります。
「信頼とともに」。サイバートラストは、ITインフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。
当リリースに関するお問い合わせ先
サイバートラスト株式会社
広報担当:永来
TEL:03-6234-3800
メール: press@cybertrust.co.jp
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