プレスリリース
サイバートラストが複数サイトの認証と通信の暗号化を効率化する SSL/TLS サーバー証明書「SureServer Prime MD」 を 5 月 27 日より提供開始
~異なる複数のドメインを 1 枚の証明書で保護し、管理コストとライセンスコストを削減~
2021 年 4 月 27 日
サイバートラスト株式会社
サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利 以下、サイバートラスト)は、同一組織が運営する複数の Web サイトの認証と通信の暗号化を効率的に実現する SSL/TLS サーバー証明書 「SureServer Prime(シュアサーバー プライム)」のマルチドメイン証明書を 2021 年 5 月 27 日より提供開始します。
「SureServer Prime」のマルチドメイン証明書は、同一組織で所有する複数の Web サイトを 1 枚の証明書で保護し、サブドメインや別ドメインを 1 枚の証明書にまとめることで、管理コストやライセンスコストを抑えることを可能にします。認証レベルに応じて、企業認証付き(OV: Organization Validation)※1 サーバー証明書の「SureServer Prime MD」と、フィッシング対策にもっとも有効な、より厳格な企業認証(EV: Extended Validation)※2 が可能となるサーバー証明書「SureServer EV Prime MD」の 2 種類を提供します。提供開始にあわせて、複数年分(2~6 年間)の発行権利をもつチケットを一括で購入することが可能な複数年パックをご提供します。また、SureServer Prime のマルチドメイン証明書の提供開始にあたり、他社のサーバー証明書をご利用中、もしくは新規でお申込みの方を対象にプライスオフキャンペーンを実施します。
マルチドメイン証明書は、コモンネーム (CN) に含まれる FQDN に加え、他の FQDN を「Subject Alternative Name (SAN) 」と呼ばれる領域に追加することで、複数サイトでの SSL/TLS 通信を実現します。
数多くのドメインやサーバーを運用する企業が増加し、サーバー証明書の管理が煩雑となり、ライセンスコストや管理コストが増大するなどの課題も発生します。フィッシング対策協議会によると、同協議会に寄せられたフィッシング報告件数は 2021 年 3 月時点 で 43,423 件 ※3 と増加傾向にあり、フィッシングに悪用されたブランドの件数も増加しています。サイト運営者の実在性を厳格に審査する、より信頼性の高い SSL/TLS サーバー証明書の活用が重要になります。サイバートラストでは、豊富な SSL/TLS サーバー証明書ラインアップの提供を通じ、お客様からの多様なニーズに幅広く応えるとともに、国内最長の認証局運用実績を有する電子認証事業者として、さらに安心・安全な Web の利用環境の実現を目指します。
SureServer EV シリーズは、サーバー証明書の中で最も厳格な審査によりサイト運営組織の実在性を証明することができるサーバー証明書で、国内の EV(Extended Validation)SSL/TLS サーバー証明書(EV 証明書)市場において「枚数シェア」で No.1 ※4 の実績があります。
サイバートラストのサーバー証明書 は、PC ブラウザはもちろん、iPhone、Android などのスマートフォンをはじめ、幅広いクライアントに対応し 、業界トップレベルのカバレッジで SSL/TLS サーバー証明書をご利用いただけます。
「SureServer Prime マルチドメイン」の主な特長
- 豊富なライセンス体系
FQDN ライセンス、マルチドメイン証明書 ※5、など豊富なライセンス体系の中からお選びいただけます。 - 日本の商習慣を重視した審査方法とサポート
20 年超の日本国内での認証局運用の利点を活かし、審査方法やサポートは国内商習慣および法規則を重視したサービスを提供します。顧客情報も国内で管理します。CA ブラウザーフォーラムが策定する国際的な基準 に準拠した厳格な審査でありながら、最短当日での証明書発行が可能です。(※所定の条件があります。) - サイト運営者の組織名を日本語で表記
SureServer EV Prime では、表示されるサイト運営者の組織名を日本語で表記可能です。 - 90 日前の更新申請
サーバー証明書の更新申請は満了日の 90 日前より手続きが可能です。 - グローバルスタンダードな監査基準「WebTrust」に合格
WebTrust は、主にインターネットビジネスにおける利用者保護のために、米国公認会計士協会とカナダ勅許職業会計士協会により策定されたプログラムです。サイバートラストは監査法人より、当社の情報システムや電子商取引の信頼性等について、各種 WebTrust プログラムに 適合している保証を受けています。 - お客様の組織内でサーバー証明書の申請・管理を可能にする SureBoard / SureHandsOn
SureHandsOn では、お客様の企業情報と利用するドメイン名をあらかじめ審査することで、お客様によるサーバー証明書の申請・発行・失効をいつでも可能にしています。また、SureBoard / SureHandsOn では、API を提供しており、お客様システムとの連携により申請・証明書の取得などが便利に行えます。
「SureServer Prime マルチドメイン」の製品ラインアップと価格
- SureServer EV Prime MD 93,600 円
- SureServer Prime MD 72,000 円
※価格は税別となります。
提供開始
2021 年 5 月 27 日
※SureServer Prime および SureServer に関する詳細はこちらをご覧ください。
「SureServer Prime マルチドメイン」プライスオフキャンペーン
キャンペーン内容 | SureServer Prime マルチドメイン証明書の提供開始にあたり、15%OFF で提供します。 |
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対象 | 他社のサーバー証明書をご利用中、もしくは新規でお申込みの方 |
キャンペーン期間 | キャンペーン見積取得期間: 2021 年 5 月 27 日(木)~2021 年 8 月 31 日(火) 申込申請期間: 2021 年 5 月 27 日(木)~2021 年 9 月 30 日(木) ※ キャンペーンの詳細は、5 月 27 日に公開予定です。 |
- ※1
- OV (Organization Validation):企業認証。信頼性が高く、広く一般の企業・組織で活用されています。通信の暗号化と通信相手(ウェブサイトを運営する企業)が確かに存在することを証明する「実在証明」を、認証局が業界ガイドラインに従って審査した上で発行されます。
- ※2
- Extended Validation(EV):主に金融機関など、高いセキュリティレベルを自らに課している企業や組織に採用され、より厳密な審査をクリアした場合にのみ発行されます。
- ※3
- フィッシング対策協議会「2021 年 3 月 フィッシング報告状況」
- ※4
- イギリスの調査会社 Netcraft 社が 2021 年 1 月に発表した日本市場の EV 証明書に関する調査データで明らかになったもので、45.2 %の枚数シェアを達成しています。
- ※5
- マルチドメイン証明書:1 枚の証明書で異なる複数のドメイン(FQDN)で利用することが可能。
サイバートラスト株式会社について
サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 20 年以上にわたり提供している認証・セキュリティサービスと、ミラクル・リナックスのカーネル技術やオープンソースソフトウェア(OSS)の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けの Linux/OSS サービスを展開しています。また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoT をはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。
「信頼とともに」。サイバートラストは、IT インフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。
当リリースに関するお問い合わせ先
サイバートラスト株式会社
広報担当:椎名
メール:press@cybertrust.co.jp
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。