「iTrust 電子署名用証明書」および「iTrust リモート署名サービス」がアズームの電子契約締結サービス「SignOne」に採用
2023 年 5 月 12 日
サイバートラスト株式会社
サイバートラストが提供するデジタルトランスフォーメーションにおけるビジネスプロセスのデジタル化を実現するトラストサービス「iTrust(アイトラスト)」シリーズの「iTrust 電子署名用証明書」および「iTrust リモート署名サービス」が、不動産テックの株式会社アズームが提供する駐車場利用者との電子契約締結サービス「SignOne」に採用されました。
「SignOne」は、契約書のひな形をアップロードし、契約締結フォームをメールで送信し、電子契約を締結するまでをクラウド上で行える電子契約サービスです。契約締結のスピードアップとコスト削減を実現し、「iTrust」シリーズとの連携により電子契約書の高い信頼性と真実性を確保します。
「iTrust 電子署名用証明書」は、国際的な電子認証局の監査規格である WebTrust for CA 監査 ※1 に合格し、Adobe 社の認定するルート証明書リスト(AATL ※2)に対応しているため、Adobe Acrobat や Acrobat Reader などで「有効な電子署名」として信頼性を視覚的に確認可能になります。
また、「iTrust リモート署名サービス」は、書面の電子化で求められる長期間に渡る真正性を確保するための長期署名規格(PAdES※3)に対応した電子署名・タイムスタンプ機能を提供するクラウドサービスです。JIPDEC ※4 の厳格な基準に基づく審査を実施し、厳格な規程をもって運用されているリモート署名(電子契約)サービスとして、国内で初めて「JIPDEC トラステッド・サービス ※5」に登録されており、より安心なリモート署名が可能になります。
サイバートラストは、今後も契約関連業務のデジタル化による業務効率化やコスト削減を支援するとともに、信頼性の高い電子取引を実現するためのサービス提供を通じて、安心・安全なデジタル社会の実現に貢献してまいります。
関連 Web サイト
- ※1
- WebTrust for CA 監査とは:米国公認会計士協会(AICPA)とカナダ勅許会計士協会(CICA)が定めた、電子認証局の証明書発行審査基準および運用基準などを定めた国際規格。
- ※2
- AATL とは:「Adobe Approved Trust List」として、Adobe 社が求める要件をクリアした電子認証局のリスト。AATL に登録された電子認証局から発行される PDF 文書署名用電子証明書により、法人(組織)名、住所、署名者の肩書(または所属部署)、署名者の氏名について PDF 上で簡単に電子署名の有効性を検証でき、 署名者本人が押印したものであることの確認が可能です。
- ※3
- PAdES とは:電子署名とタイムスタンプを組み合わせた長期署名規格(PDF Advanced Electronic Signatures)で、長期署名に関する国際規格のひとつ。PDF ファイルの中に電子証明書や失効情報などの検証用情報を組み込むため可搬性に優れ、電子署名の有効性について十年超の長期間にわたって証明可能にしています。
- ※4
- JIPDEC とは:一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)。プライバシーマーク制度の認定や ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)適合性評価制度の制定、電子署名・認証制度の運用を行う機関。
- ※5
- JIPDEC トラステッド・サービスとは:インターネット上のサービスを第三者機関である JIPDEC が安全なサービスであることを確認し、信頼性(トラスト)を担保する仕組み。
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