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プレスリリース

サイバートラスト、スマートホーム分野の業界標準規格「Matter」対応デバイスメーカー向けに認証局の構築・運用代行サービスを提供開始

~ PAI 運用代行から DAC 発行まで、国内最長の商用電子認証局運用実績で培った技術でデバイスメーカーを支援 ~

2026 年 9 月 28 日
サイバートラスト株式会社

サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村 裕司 以下、サイバートラスト) は、スマートホーム分野における業界標準規格「Matter」※1 に対応するデバイスメーカー向けの「Matter 対応支援ソリューション」を拡充し、中間認証局(Product Attestation Intermediate 以下、PAI)※2 の構築・運用代行および Matter 機器証明書(Device Attestation Certificate 以下、DAC)※3 の発行サービスを提供開始します。PAI の構築・運用代行から Matter 対応デバイスへの鍵生成と証明書発行までトータルにサポートすることで、 Matter 対応家電や住宅建材などデバイスメーカーによる認証局の構築・運用の負担を軽減し、Matter 対応デバイスの開発期間の短縮に寄与します。

背景

セキュリティと相互運用性を確保した Matter のネットワーク内で Matter 対応デバイスが動作するためには、デバイスの認証と証明書による真正性確認を実施する必要があります。そのため、Matter の標準化団体「Connectivity Standards Alliance(以下、CSA)」※4による認証が行われた製品に DAC を組込むことが求められます。DAC の発行・組込みには、Matter の証明書ポリシーに準拠する PAI を運用し、信頼できる証明書チェーンとしてルート認証局(Product Attestation Authority 以下、PAA)による審査の上で発行される PAI 証明書の取得が必要となります。デバイスメーカーが PAA や PAI の構築や運用を自社で対応するには認証局の構築に関する知識や日々の運用・管理体制の構築が必須となり、技術面・運用面が課題となります。

<Matter における証明書発行の信頼チェーンのイメージ>

サイバートラストは、2026 年 1 月に CSA の Distributed Compliance Ledger(DCL:分散型コンプライアンス台帳)に信頼されたルート認証局(Non-VID Scoped PAA)※5 として登録され、デバイスメーカーの PAI 向けに PAI 証明書を発行する「Matter 対応認証局ソリューション」を提供しています。このたび、本ソリューションに PAI の構築や運用代行、DAC 発行のサービスを追加し、デバイスメーカーが自社で PAA および PAI を構築・運用する負荷を軽減します。デバイスメーカーは、内部審査に必要なバックアップや認証局の鍵管理、将来的な耐量子計算機暗号(PQC)対応証明書への移行も含めて、「Matter 対応認証局ソリューション」に担わせることができます。また、サイバートラストが厳格に審査した真正なベンダーのみに向けて発行する証明書を利用することができるほか、デバイスの認証に必要となる鍵の管理はサイバートラストのデータセンターにて安全に実施するため、スマートホームの安全と利便性を向上します。
サイバートラストは、デバイスメーカーの負荷を軽減し Matter 対応デバイスを短いリードタイムで市場投入できるよう支援します。

※1
Matter とは:Connectivity Standard Alliance が推進するスマートホームの標準規格で、メーカーやプラットフォームの枠を超えて IoT 機器間のシームレスな通信を可能にする通信プロトコルです。2022 年 10 月に仕様 1.0 が発表され、Amazon、Google、Apple などのグローバル企業が本規格に対応する製品を多数リリースしています。Matter 認証済みの家電やスマートホーム機器であれば、ユーザーはメーカーの垣根を超えて相互に連携させることができ、より便利にスマートホームを利用することが可能になります。
※2
PAI とは:スマートホームの統一規格「Matter」の認証において、特定のベンダー ID(VID)のデバイスに対して Matter 証明書(DAC)を発行できる中間認証局、またはそこから発行される中間証明書のことです。
※3
Matter 機器証明書(DAC)とは:Matter 認定デバイスが本物であり、信頼できるメーカー製であることを証明する証明書で、CSA が信頼するルート認証局から連なる、厳格な階層構造(信頼の連鎖)のもとで発行される必要があります。
※4
CSA とは:スマートホームの相互運用性の規格を策定することを目的とした団体で、世界中の 600 社を超える企業が参加し(2025 年 11 月時点)、スマート家電や IoT デバイス間の相互運用を実現するスマートホームの国際標準規格「Matter」の開発や連携を推進しています。
https://csa-iot.org/
※5
Non-VID Scoped PAA とは:Matter 認証において、特定のベンダー ID(VID)に縛られず、複数のメーカーに製品認証用の証明書を発行可能な独立した公開鍵基盤サービスを提供する組織のことです。
関連 Web サイト
サイバートラスト株式会社について

サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 2000 年より提供している認証・セキュリティの技術を活用したトラストサービスと、Linux のカーネル技術やオープンソースソフトウェア(OSS)の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けのプラットフォームサービスを展開しています。また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoT をはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。
「すべてのヒト、モノ、コトに信頼を」。サイバートラストは、IT インフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。

当リリースに関するお問い合わせ先

サイバートラスト株式会社
広報担当:椎名・加藤
メール:press@cybertrust.co.jp

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