MIRACLE ZBX JP1/IM2 連携プラグイン - JP1/IM2 連携ソリューション
「MIRACLE ZBX JP1/IM2 連携プラグイン」は、株式会社日立製作所が提供する「JP1/Integrated Management 2 - Manager」 (JP1/IM2) を MIRACLE ZBX、Zabbix と連携するためのプラグインです。本プラグインを使用することにより、MIRACLE ZBX、Zabbix で監視、発生したイベントを JP1/IM2 で収集し、JP1 製品と合わせて統合管理を行うことができます。「MIRACLE ZBX JP1/IM2 連携プラグイン」を利用すると、MIRACLE ZBX で取得したデータを JP1 の統合オペレーション・ビューアーで閲覧することができます。クラウド上のシステム構成要素や発生した障害情報も JP1 の管理画面上で把握できるため、素早いインシデント対応が可能になります。
「MIRACLE ZBX JP1/IM2 連携プラグイン」は、MIRACLE ZBX サポート※にご加入いただくことでご利用いただけます。ZBX 8400 および ZBX Virtual Appliance 4.0 に含まれるサポート※も対象となります。
※MIRACLE ZBX アップデートサポートは除く
連携概要
MIRACLE ZBX、Zabbix の監視対象の取得
MIRACLE ZBX を使って監視しているサーバーやネットワーク機器などの一覧を取得し、JP1/IM2 の ターゲットシステムとして登録します。取得した監視対象は、JP1/IM2 の All Systems 配下 に追加され、他の JP1 のターゲットと同様に稼働状況を確認できます。
JP1 による Zabbix の監視対象の取得
MIRACLE ZBX、Zabbix の障害情報の取得
MIRACLE ZBX で障害を検知したときにその障害を JP1/IM2 に通知し、MIRACLE ZBX 上の障害情報を JP1/IM2 から確認できるようになります。また、MIRACLE ZBX が障害の復旧を検知すると JP1/IM2 に表示されている障害情報も自動で更新されます。
Zabbix で監視、発生したイベントを JP1/IM2 で収集し、JP1 製品と合わせて統合管理「JP1/IM2 連携ソリューション」
「MIRACLE ZBX JP1/IM2 連携プラグイン」で実現する「JP1/IM2 連携ソリューション」は、JP1/IM2 が Zabbix で検知した障害も他の JP1 製品で取得した情報と並べてシームレスに表示、管理、分析が可能です。すでに JP1 を利用されている場合も、現在の監視画面、オペレーションを変えずに OSS の活用を行うことができます。 信頼性が高く幅広い業界で利用されている JP1 と、OSS で多く利用されている Zabbix を組み合わせることで、基幹系、クラウド環境等含めたシステム全体が統合管理可能です。
IT 基盤の多様化に伴う管理の統合
近年の IT 環境は従来のようなオンプレミスのみではなく、仮想化、クラウドなど様々なロケーションやインフラを利用して稼働しています。そのような環境では複数の種類の監視ソフトウェアが乱立し監視ポリシーや運用手順の違いにより適切な監視ができず、膨大なアラートに追われることもあります。「JP1/IM2 連携ソリューション」では JP1/IM2 と OSS で多く利用されている Zabbix を連携させることにより、システムの重要度やインフラに応じて監視ツールを使い分けながら運用を統合することが可能です。
OSS 活用によるコスト削減
仮想化技術の発展やクラウドの広がりにより、IT 部門が管理するホスト数は膨大に膨れ上がりました。特にオートスケールするような先進的な環境ではホストごとにソフトウェアライセンスが必要な従来の料金体系の監視ツールは導入が困難です。「JP1/IM2 連携ソリューション」では監視エンジンに OSS である Zabbix を利用することによってホストの台数に関わらず一律のコストで導入が可能です。従来どおり JP1/IM2 の画面でオペレーションは変えずに、監視ツールを使い分けることによって運用の最適化とコスト削減を実現します。
※株式会社 日立製作所様より画像提供
パブリッククラウドや仮想環境での監視
パブリッククラウドや仮想環境では監視対象となるホストの増減が頻繁に発生する場合があります。その際、ホストごとにエージェントライセンスが必要な従来な監視ツールでは適用が困難です。監視エンジンに OSS の Zabbix を利用することでエージェントライセンスが不要になり、柔軟なシステムの監視を実現します。
複数システム監視
導入時期や担当者、担当 SIer が異なる場合、システムごとに監視ツールが乱立しがちです。多くのシステムで採用されている JP1 と Zabbix が連携することにより、システムをまたいでのオペレーションの統合が可能です。
システムごと、拠点ごとに最適な監視ツールの選択と、情報の集約を実現します。
SLA に応じた使い分け
Job 管理やアプリケーション監視が必要なホストは JP1、稼働監視のみのホストは Zabbix で監視するなど、必要な機能や要件、SLA などに応じて監視ツールの使い分けが可能です。JP1 と合わせて OSS の Zabbix を活用することにより、従来どおりの機能、運用水準、オペレーションを維持したままコストの削減を実現します。
※JP1 の詳細な機能などにつきましては株式会社 日立製作所様にお問合せください。
JP1/IM2 連携ソリューション要件
対応 JP1 バージョン |
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対応 OS (JP1/IM2 - Manager) |
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対応 Zabbix バージョン |
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対応 OS (Zabbix) |
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集約可能な Zabbix の情報 |
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必要ソフトウェア |
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