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ユーザー操作なしで Windows 端末にデバイス ID 証明書をインストールしてみた①

~ LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 編~

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」とは?

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」はエムオーテックス株式会社が提供している PC・スマホをクラウドで一元管理できる IT 資産管理・MDM ツールです。

特長
  • 使いやすい管理コンソールと AI アシスタントによる活用支援
  • 操作ログ取得やセキュリティ対策など PC 管理に必要な機能を搭載
  • Apple と Google のプログラムに対応した充実の iOS・Android 管理

「サイバートラスト デバイス ID」との連携でユーザー負担を軽減

2025 年 8 月より「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」と「サイバートラスト デバイス ID」で連携を開始しました。
本連携により、「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」で Windows 端末にデバイス ID 専用アプリを配布・実行することにより、ユーザー操作なしでデバイス ID 証明書のインストールが可能となりました。
そこで、本記事では上記設定のイメージをご紹介します。

本記事は以下のような方におすすめです。

  • 「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」で上記証明書の設定・利用イメージを確認したい方
  • IT 資産管理ツールを選定中の方
  • デバイスにクライアント証明書をインストールする作業のユーザー負担を減らしたい方
  • 「多要素認証(MFA)」および「クライアント認証」や「端末認証(デバイス認証)」を検討中の方

事前準備

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」でデバイス ID 専用アプリの配布・実行設定を行うため事前準備として、以下を行いました。

  • 「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の基本的な初期設定
  • 専用アプリおよび関連ファイルのダウンロードと設定ファイルの編集
  • デバイス ID 証明書の申請・発行

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の設定

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の設定は、手順書通りに管理画面の操作を行うだけで難しい設定やコマンドなどは一切ないため、ほかのアプリの配布や実行を行う手順と同じように操作が可能です。

  • 本手順は、エムオーテックス株式会社が公開している「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 利用ガイド」の手順( 2025 年 7 月時点)をもとに実施しています。

それでは、実際の設定イメージをご紹介します。

  1. ファイル配信設定の追加
    1. 「社内ネットワーク上の共有フォルダー」に配信・実行対象となるデバイス ID 専用アプリおよび関連ファイルの一式を保存します。
      ※「オンラインストレージ」に保存する方法もあります。
    2. 配信設定および実行設定を行う際、デバイス ID 専用アプリを実行ファイルとして指定します。

  1. ファイル配信対象のデバイス追加

    デバイス ID 専用アプリや関連ファイルの配信先を設定し、配信を実行します。

以上でユーザーの Windows 端末へデバイス ID 専用アプリがバックグラウンドで配布・実行され、デバイス ID 証明書がインストールされます。

上記の設定自体は簡単なため、数分で完了しました。

最後に

今回ご紹介した「サイバートラスト デバイス ID」と「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の連携により、ユーザーの Windows 端末への証明書インストールを管理者が指定したタイミングで実行可能です。
また、ユーザーによる操作が不要であるため、これまでクライアント証明書の導入時に手間であったユーザーによる操作および管理者の負担になりやすいユーザー向けの説明や証明書インストール時のサポート負荷を軽減できます。
本記事が IT 資産管理ツールの導入やクライアント証明書を用いたクライアント認証をご検討の方のご参考になりましたら幸いです。

「サイバートラスト デバイス ID」のお申し込みとトライアル

初期費用なし、10 ライセンスからご利用可能で、WEB 申し込みから 10 営業日以内の短期間で導入可能な「サイバートラスト デバイス ID」の導入をぜひご検討ください。

また、「サイバートラスト デバイス ID」では、無償で 1 ヶ月間、10 台までの機器で評価いただけるトライアルキットをご提供しております。

「使用感を実際に体験してみたい」、「既存の環境で運用できるか検証したい」などのご要望に、是非ともトライアルを通じてデバイス ID をお試しください。

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