ワーク・ライフ・バランス@ 松江ラボ-2
今日は、ミラクル・リナックスが所定外労働時間の削減をいかに進めてているか、を自分の例を引き合いに出して説明します。
こんにちは、ニックネーム たいちょう です。
前回は、ワーク・ライフ・バランスの概要について、憲章を確認しました。
今日は、ミラクル・リナックスが所定外労働時間(契約や就業規則で定めている労働時間以外の労働時間)の削減をいかに進めてているか、を自分の例を引き合いに出して説明します。
まずは、制度の説明です。
IT 企業の実体というと、皆さんのイメージはどのような感じでしょうか。
長時間労働、残業続き、デスマーチなんてところかな。
もしそんな働き方を続けていたら、身も心も消耗してしまいますね。
僕のところは、そういうのとは無縁です、少なくとも僕自身は。
労働基準法第 32 条の 3 に定められたフレックスタイム制が導入されており、細部は労働者の過半数を代表する「社員代表」と会社間での労使協定によって決めています。
フレックスタイム制とは、1 日の労働時間帯を、必ず勤務すべき時間帯(コアタイム)と、その時間帯の中であればいつ出社または退社してもよい時間帯(フレキシブルタイム)とに分け、出社、退社の時刻を労働者の決定に委ねるものです。
ミラクル・リナックスの場合、7 時から 10 時半と 15 時から 22 時までがフレキシブルタイムです。
このように労働した成果が、MIRACLE LINUX という LinuxOS やサイネージ製品、MIRACLE ZBX、それらのサポートというサービスになってきます。
お客様に心地良く当社の製品あるいはサービスを利用していただくためにも、それをお届けする従業員の勤務環境はいいものであるべきです。僕自身はサポート業務をやっています。上手にフレックスタイム制を使って各自が与えられた仕事をしっかりと遂行することで、お客様から満足をいただいていますので、フレックスタイム制はうまくいっていると言っていいでしょう。
このようなフレックスタイム制があるんですが、僕はサポート担当なので、サポート時間と同じ、9 時から 18 時に勤務するように心がけています。9 時に出社するのはある意味普通です。みなさんが疑問に思うのは、ちゃんと 18 時に切り上げられているかということだと思います。
これには、職場の雰囲気というものも影響するのではないでしょうか。ミラクル・リナックスでは、まず、残業しているから頑張っているというような評価は受けませんし、上司もそんなに遅くまで残っていませんから全く問題ないです。第一、フレックスタイム制なので、ある人が何時に来て何時に帰るかその人次第ですから、早く帰ったということは、早く来たのだな、と回りも思うので、気兼ねはないです。
僕のところ、松江ラボでも、人数が少ないからと言って不必要な統制はありません。
ということで、制度的にはうまくいっていると思います。
でも、問題は、過大な目標付与や、特定の人に多くの仕事が割り振られていないか、ではないでしょうか。過大な目標を達成するため、あるいは割り振られた仕事をこなすために、どうしても長時間労働してしまう、ということになりかねません。
これについては、上司と目標設定の場があり、話し合いの上、ひとりひとりの仕事や目標が決められます。僕の場合は、サポート業務なので、日々、お客様のサポートをきちんしていれば基本的にはいいことになっています。
仕事以外の時間は、人それぞれなので、詳しい説明は省きます。でも、休みの日はラボの仲間とこんな感じで楽しんでますよ。
僕も基本的には 9 時から 18 時まで勤務していますが、用事がある時などは休暇を取らずとも同僚に一言言って、10 時半に出社することや 15 時以降なら帰ることができています。月の総労総働時間を満たしていれば、例えば曜日によってはコアタイムのみの勤務にしたり、早めに退社したりすることなども可能なんです。これは、小さいお子さんを保育園等に通わせるお母さんなどには必要な勤務体系かも知れませんね。ミラクル・リナックスでは、できますよ。
あと、これは都会で勤務していたときとの大きな違いなんですが、通勤時の時間がとても短くてすんでしまいます。僕や松江ラボの仲間 ( 3 人 ) の通勤時間は、東京本社の時は、1 時間から 2 時間、今は 10 分から 15 分です!
松江市はとてもコンパクトにまとまっていて、ミラクル・リナックス松江ラボでは一定の資格を満たせば私有車通勤が認められていることもあり、今まで以上に自分の時間が持てます。さっき述べたように、残業時間もほとんどないですし、僕自身は、この空いた時間を技術書を読んだり、スポーツしたり、ただ家でゆっくりしたりと有意義に使わせてもらってます。ここ松江においては、このことも、ワーク・ライフ・バランスをとりやすくしていると思います。
そんなこんなで、松江ライフはエンジョイできています。
もっと詳しい話は、次回以降にまたお話しします。
では、今日はこの辺で、ニックネーム たいちょう でした。