openSUSE.Asia Summit 2017 Tokyo
openSUSE.Asia Summit 2017 Tokyo に参加しました。XRDP のセッションで紹介されました。
吉田 ( 俊 ) です。
この blog になってからは初の投稿となります。
さて、少し前の話となりますが、10 月 21 日と 22 日に開催された openSUSE.Asia Summit 2017 Tokyo に個人参加兼懇親会サポーターとして参加してきました。
openSUSE.Asia Summit はアジア地域の openSUSE コミュニティ(貢献者、ユーザー)が一堂に集まり、交流し、楽しむイベントです。
今回のイベントでは、openSUSE に関する発表はもちろんのこと、OSS に関する発表がいくつか行われました。その際のセッションで弊社の活動の一端が紹介されましたので、紹介します。
紹介されたセッションは Virtual Desktop Infrastructure by xrdp という
Koichiro Iwao from HAW International, Inc. / The "xrdp" User's Group of Japan さんによる発表です。
xrdp サポート
セッション資料も上記から見ることができます。
xrdp という Windows のリモートデスクトップのサーバ側互換機能を Linux で実現する OSS の機能強化に関わるセッションです。
マルチバイト関連のバグとタイムアウト関連のバグについて、MIRACLE LINUX から報告し、取り込まれました。
これは弊社の製品である Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 で仮想デスクトップ (VDI:Virtual Desktop Infrastructure) を提供する案件で xrdp をカスタマイズ、テストする中で発見、修正し、xrdp のアップストリームに取り込まれました。
開発時に xrdp のコミッターである Iwao さん、および勤務先の 株式会社ハウインターナショナルさん また、 株式会社クリアコードさん も協力をいただき、調査、修正を行いました。
また案件を機にハウインターナショナルさんで xrdp のエンタープライズサポートを開始されたので、弊社ではこのサポートを活用させていただいております。
大変ありがとうございます。
openSUSE.Asia Summit の そのほかのセッション についても資料が公開されていますので、興味やお時間あれば見てみてはいかがでしょうか。