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執筆書籍「絵で見てわかる Linux カーネルの仕組み」発売のお知らせ

2024 年 9 月 12 日

サイバートラストの社員が執筆に関わった書籍「絵で見てわかる Linux カーネルの仕組み」が 2024 年 10 月 23 日に発売されることをお知らせします。サイバートラストが提供するサーバー向け「MIRACLE LINUX」や組込み機器向け「EMLinux」の開発実績を活かして、Linux カーネルの構造や仕組み、働きについてさまざまな視点から解説しています。

 書籍の表紙画像

書籍概要

書籍名 「絵で見てわかる Linux カーネルの仕組み」
著者 市川 正美 *
大岩 尚宏 *
島本 裕志
武内 覚
田中 隆久 *
丸山 翔平 *
(* はサイバートラスト社員)
目次 第 1 章 Linux カーネルの基本
第 2 章 プロセススケジューラ
第 3 章 メモリ管理
第 4 章 ファイルシステム
第 5 章 ブロック I/O
第 6 章 デバイスマッパ
第 7 章 LVM
第 8 章 ネットワーク
第 9 章 セキュリティ
第 10 章 ハイパーバイザと仮想化
第 11 章 コンテナ型仮想化
第 12 章 トラブルシューティング/デバッグ概要
発売日 2024 年 10 月 23 日
発行元 株式会社 翔泳社
詳細 詳細については こちら をご確認ください。

「絵で見てわかる Linux カーネルの仕組み」紹介文

ハードとソフトの世界をつなぐ OS の根幹となる仕組みを理解しよう

OS において、カーネルとはその名のとおり「核となるコンポーネント」であり、記憶領域やファイルシステムの管理、プロセス制御、スケジューリング、ネットワーキングなど、ハードウェア制御に関わる幅広い機能を担っています。

Web やエンタープライズ、組み込みに至るまで、世界中のあらゆるところで、Linux を基本 OS とするシステムが稼働しています。Linux はオープンソースソフトウェアであり、誰でも広くアクセスできることがその発展を支える特徴の 1 つといえるでしょう。しかし、その土台となるカーネルに限ってみても、ソースコードを読み込んで理解するにはあまりにも大規模かつ複雑な存在です。そのため、Linux カーネルの役割や仕組みを理解している人が少ないのもまた事実なのです。

ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのが OS の役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長く Linux カーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的な OS 機能はもちろん、VM やコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかった Linux カーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する 1 冊といえるでしょう。

* 本お知らせに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

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