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「Open Source Summit Japan 2024」、出展と講演のお知らせ【10 月 28 - 29 日開催】

10 月 28 日(月)~ 29 日(火)に The Linux Foundation が主催し、虎ノ門ヒルズ森タワー 5 階 虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される「Open Source Summit Japan 2024」に、サイバートラストはゴールドスポンサーとして協賛し、ブース出展と講演を行います。
本イベントは、事前申し込みにより有償で現地参加が可能です。

Open Source Summit Japan は、日本で開催される大規模なカンファレンスで、オープンソース エコシステムが一堂に会します。技術者やオープンソース リーダー企業が、コラボレーションと情報共有のために、そして最新のオープンソース技術を学ぶために、あるいは革新的なオープン ソリューションを使った競争力の付け方を見つけるために集結します。

当社社員は 4 つのセッションにて登壇予定です。

また、「Open Source Summit Japan 2024」の併催イベントである「Secure Open Source Software (SOSS) Community Days」においても講演を行います。本イベントは、事前申し込みにより無料で現地参加が可能です。SOSS Community Days では、セキュリティとオープン ソースのエコシステム全体のコミュニティ メンバーが集まり、私たち全員が依存しているオープン ソース ソフトウェア (OSS) の開発、保守、使用を継続的に保護しやすくする機能についてのアイデアや進捗状況を共有する機会です。

当社社員は 2 つのセッションにて登壇予定です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

こんな方におすすめ
  • OSS セキュリティの動向を知りたい方
  • SBOM について学びたい方
  • OSPO(オープンソース プログラム オフィス) の取組みに興味のある方

Open Source Summit Japan 2024 概要

名称 Open Source Summit Japan 2024
開催日時 2024 年 10 月 28 日 ( 月 ) - 29 日(火) 7:30 ~ 17:20
会場 虎ノ門ヒルズ森タワー 5 階 虎ノ門ヒルズフォーラム
参加費用 有料
主催 The Linux Foundation

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講演概要

講演日時 10 月 29 日(火)14:00 - 14:40
タイトル AlmaLinux in Japan: Progress and Achievements Over the Past Year
日本における AlmaLinux : この 1 年間の進捗と成果
登壇者 サイバートラスト株式会社 OSS事業本部
鈴木 庸陛
サイバートラスト株式会社 COSO
鈴木 崇文
概要 本セッションでは、日本における AlmaLinux の取り組みについて、この 1 年間の進捗状況と今後の展望をご紹介いたします。AlmaLinux のグローバルおよび日本における進捗状況と成果の概要を説明し、日本のニーズと取り組みが AlmaLinux プロジェクト全体にどのように貢献したかを説明します。
特に、コミュニティ構築への貢献、日本からの貢献を含む新しい SIG、SBOM 生成とソフトウェアサプライチェーンの強化に関する取り組みについて紹介します。
このセッションでは、AlmaLinux が日本でどのように成長したか、また、これらの取り組みがグローバルコミュニティをどのように支えてきたかを紹介します。
講演詳細 https://sched.co/1nXSZ
講演日時 10 月 28 日(月)12:05 - 12:45
タイトル Step by Step, What should we do for the Kernel Community?
ステップ・バイ・ステップ、我々はカーネルコミュニティのために何をすべきか ?
登壇者 サイバートラスト株式会社 OSS 事業本部 スマートエッジサービス統括部 EMLinux サービス部
茂田井 寛隆
概要 カーネル LTS の期間が 2 年になるという発表は、(特に日本の)組み込み Linux 開発者にとって衝撃でした。しかし、それは同時に、カーネルメンテナに頼り切っていたと気づいた瞬間でもありました。LTS のメンテナンスに尽力するカーネルメンテナのために私は何ができるかを考え、日本で「Linux カーネル LTS 勉強会」を立ち上げました。勉強会には日本企業で働くカーネル開発者が参加し、カーネルのテスト、製品開発期間と LTS 期間、カーネルバージョンのアップグレードなど、自らが感じる LTS にまつわる多くの課題が挙げられました。
本セッションでは、日本企業で働くカーネル開発者と議論した勉強会のサマリーと、それらの課題を解決するために何をしていくのが良いかの一案を共有します。企業内に閉じたカーネル開発者やカーネル開発に興味のある開発初心者に、まず第一歩としてカーネルコミュニティに対してできることを示し、参加を促します。
講演詳細 https://sched.co/1jKBy
講演日時 10 月 28 日(月)14:00 - 14:40
タイトル Contributing to KernelCI for Better Testing and Collaboration
KernelCI への貢献により、より良いテストとコラボレーションを実現
登壇者 サイバートラスト株式会社 OSS 事業本部 スマートエッジサービス統括部 EMLinux サービス部
橘 有栖
概要 多くの製品やサービスが Linux カーネルに依存しています。そのため、これらの製品やサービスの安定性と信頼性を確保するために、Linux カーネルは多くの異なるハードウェア上でテストを行う必要があります。これが、KernelCI がユーザーと企業双方のさらなる協力を必要としている理由です。Linux カーネルの上流コミュニティは、特にテスト結果の追加や報告といったテスト環境の整備に関して、企業やユーザーからのさらなる貢献を求めています。企業での利用状況を把握することで、コミュニティはより容易にサポートを提供し、効果的に協力することができます。KernelCI は現在、主なカーネルテストフレームワークのひとつであり、Linux カーネルの品質、安定性、長期メンテナンスの確保に貢献しています。KernelCI 技術運営委員会 (TSC) のメンバーとして、私は KernelCI の開発と方向性について詳しく説明します。また、現在の KernelCI の新規プロジェクトについてもお話します。KCI ツールの使用方法と、現在の KernelCI API を使用して独自のパッチをテストする方法、およびテストを非公開で実行する方法についてお話します。このセッションは、KernelCI の導入に関心のある方にとって有益な情報を提供し、KernelCI への貢献を促す内容となっています。
講演詳細 https://sched.co/1jKCG
講演日時 10 月 28 日(月)15:40 - 16:20
タイトル OSS Sustainability in Japan: Open Collaboration Model to Spin up the OSS 3P Cycle
日本における OSS の持続可能性 :OSS 3P サイクルを回すためのオープンコラボレーションモデル
登壇者 サイバートラスト株式会社 OSS 事業本部
池田 宗広
概要 オープンソースソフトウェア(OSS)を維持するためには適切な 3P サイクル(プロジェクト、製品、利益)が必要です。企業は OSS を利用して製品を構築し、収益を上げています。これにより、企業はオープンソースコミュニティに再投資するインセンティブが生まれ、より優れた製品を生み出し、利益を増やすことができます。しかし、3P サイクルはスムーズに機能しているとは言えません。企業はオープンソース技術を利用していますが、コミュニティと協力することなく利用している場合が少なくありません。この交流が欠如すると、企業はオープンソースのエコシステムへの再投資に対して関心を失います。この問題は、日本の業界に大きな影響を与えています。企業は最先端のテクノロジーを活用する機会を逃し、組織内外の人材開発への投資に消極的という現実があります。その結果、人材不足が業界の持続可能性に深刻な課題をもたらしています。本セッションでは、LF Japan のエバンジェリストが、クラウド、ブロックチェーン、セキュリティ、コンプライアンス、OSPO など、それぞれの専門分野からこのトピックについて議論します。参加者は、オープンソースとビジネスの最新動向について学ぶとともに、日本における 3P サイクルを強化する方法についての議論にも参加してください。

Secure Open Source Software (SOSS) Community Days 概要

名称 Open Source Summit Japan 2024
開催日時 2024 年 10 月 30 日(水) 7:30 ~ 17:20
会場 虎ノ門ヒルズ森タワー 5 階 虎ノ門ヒルズフォーラム
参加費用 無料
主催 The Linux Foundation

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講演日時 10 月 30 日(水)10:00 - 10:20
タイトル Future Use of SCAP and SBOM for Software Supply Chain Security
ソフトウェアサプライチェーンセキュリティにおける SCAP と SBOM の今後の利用
登壇者 サイバートラスト株式会社 OSS 事業本部 Security サービス部
美崎 敦也
サイバートラスト株式会社 セールスマーケティング本部 パフォーマンスマーケティング統括部 フィールドマーケティング部
富田 佑実
概要 近年、サプライチェーンセキュリティは、取引先やその他の利害関係者に関する組織、システム、製品、サービス、データに関するセキュリティを客観的かつ合理的に確保する仕組みとして強く求められています。 現代のソフトウェア開発は、複数のサプライヤー、ベンダー、オープンソースソフトウェア (OSS) の普及により、より複雑化しており、サプライヤーによる脆弱性の混入や、ソフトウェアサプライチェーンにおけるサプライチェーン攻撃のリスクが高まっています。これがソフトウェアサプライチェーンが複雑化している理由です。そのため、ソフトウェアサプライチェーン全体を通してセキュリティリスクを把握し、管理することが重要となります。本発表では、サプライチェーンセキュリティの手法として、従来から利用されている SCAP と近年注目されている SBOM(Software Bill of Materials) を比較し、それぞれの特徴を説明し、今後の活用の可能性について議論します。
講演詳細 https://sched.co/1kP3l
講演日時 10 月 30 日(水) 10:25 - 10:40
タイトル Linux Distributor’s Role for Supply Chain Security
サプライチェーンセキュリティにおける Linux ディストリビューターの役割
登壇者 サイバートラスト株式会社 COSO
鈴木 崇文
サイバートラスト株式会社 OSS 事業本部
池田 宗広
概要 Linux ディストリビューションは、複数の独立した OSS を単一の場所に集約してアクセスできるようにすることで、ユーザに大きな利便性を提供している。これは、OSS が普及し、世界を席巻する上で不可欠な機能であった。複数のアクセス手段を集約してユーザに利便性を提供するディストリビューションの性質は、OSS のサプライチェーンセキュリティ強化においても重要な役割を果たすことが期待できる。例えば、SBOM、provenance(工程証跡)、脆弱性情報などを信頼できる形で提供することができる。しかし現状では、これらの情報を利便性高く提供しつつ、真正性や完全性を保証する統一的な手段を提供することは困難である。本セッションでは、複数の Linux ディストリビューションの開発者としての立場から現状の課題を共有し、サプライチェーンセキュリティの向上においてディストリビューションやディストリビュータが果たすべき役割を提案する。そして、それらを実現するために必要な仕組みを提案するとともに、参加者と議論したい。

※講演内容は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください
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