プレスリリース

サイバートラストの「iTrust」、不動産のトラスト DX プラットフォームに採用

〜不動産売買の電子契約における立会人型署名方式に対応した信頼性の高い電子署名を付与〜

2022 年 8 月 9 日
サイバートラスト株式会社

サイバートラスト株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：眞柄泰利　以下、サイバートラスト）は、サイバートラストが提供するデジタルトランスフォーメーションにおけるビジネスプロセスのデジタル化を実現するトラストサービス「iTrust（アイトラスト）」シリーズの「iTrust 電子署名用証明書」および「iTrust リモート署名サービス」を、株式会社スカラコミュニケーションズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：新田英明　以下、スカラコミュニケーションズ）が、株式会社シノケングループの不動産テック子会社である株式会社 REaaS Technologies に提供する、ハイブリッド型の不動産売買電子契約プラットフォーム「トラスト DX」 ^※1 の立会人型署名方式（事業者署名型）に採用され、サービス提供が開始されたことを発表します。当事者型署名方式 ^※2 と立会人型署名方式 ^※3 がひとつのシステム上に搭載されることで、お客さまのニーズに合わせてより使いやすいサービスの提供を支援します。

連携の背景

スカラコミュニケーションズの親会社である株式会社スカラとシノケングループが業務提携を行い、2022 年 5 月施行の宅地建物取引業法の改正を踏まえ、「トラスト DX」の共同研究および共同開発が進められてまいりました。これまでの対面での取引契約で発生した捺印・署名作業のオンライン化にあたり、サイバートラストが提供する「iTrust 電子署名用証明書」ならびに「iTrust リモート署名サービス」との連携が実現しました。

「iTrust」の高い信頼性について

国際的な電子認証局の監査規格である WebTrust for CA 監査 ^※4 に合格し、Adobe 社の認定するルート証明書リスト（AATL ^※5）に対応したサイバートラストの「iTrust 電子署名用証明書」と「iTrust リモート署名サービス」を採用したことで、Adobe Acrobat や Acrobat Reader などで「有効な電子署名」として信頼性を視覚的に確認可能になります。また、JIPDEC ^※6 の厳格な基準に基づく審査を実施し、厳格な規程をもって運用されているリモート署名（電子契約）サービスとして、国内で初めて「JIPDEC トラステッド・サービス ※7」に登録された「iTrust リモート署名サービス」を利用することで、より安心なリモート署名が可能になります。

サイバートラスト株式会社について

サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 20 年以上にわたり提供している認証・セキュリティサービスと、ミラクル・リナックスのカーネル技術やオープンソースソフトウェア（OSS）の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けの Linux/OSS サービスを展開しています。また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoT をはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。
「信頼とともに」。サイバートラストは、IT インフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。