学生インターンシップを行いました
みなさんこんにちは。新卒のUです。
入社して早半年、ついにこの時期がやってきました...
そうです!夏休みです!
...といっても、新卒の夏休み事情は前回紹介しているので、今回は学生の夏休みについてです。学生時代の夏休みといえば、遊んで遊んで最終週に必死に課題をする...。そんな記憶しか残っていません...。しかし、就活前の夏休みだけはいつもと違い、インターンシップに参加しました。同じように参加した、または来年の夏休みに参加しようと思っている学生の方も多いのではないでしょうか?ということで、今回は先月開催した学生インターンシップについて紹介します!
弊社では毎年9月頃に学生インターンシップを開催しており、今年は 8/31 ~ 9/4に開催しました。弊社は東京と松江にオフィスがあり、その両方で受け入れを行っています。今回のインターンシップでは、東京に5人、松江に1人、計6人の学生の方に全国から参加していただきました。
インターンシップの内容
弊社のインターンシップでは実際の業務を体験するのではなく、手順書に従って作業を進め章末の課題を解いて提出をする、という形式で進めていきます。手順書は6章構成で、次のような内容になっています。
- Linuxのインストール、各種設定
- 公開鍵を使いSSH接続を行う
- NginxのRPMパッケージを自身で作成しインストール
- NginxでLuaモジュールが使えるようにカスタマイズ
- OpenSSLを使った証明書の発行とクライアント認証
- Luaモジュールを利用してリバースプロキシの構築
このように、弊社のLinux/OSS事業とPKI事業の内容を絡めたものとなっています。
...。
...難しいです。
冒頭に「就活前の夏休みはインターンシップに参加した」と書きましたが、実はサイバートラストのインターンシップに参加していました。当時も同じ内容だったのですが、最初に手順書を見たときに「え...インターンシップでこんなに難しいことをするの...?」と驚いた記憶があります。
この内容を見ると、特にLinux初学者の方は参加のハードルが高いと感じるかもしれませんが、心配はいりません。なぜなら、手順書をすべて終わらせることが目標ではないからです。終わらせることよりも1つ1つ理解しながら各自のペースで進めていくことを目標としています。特に、LinuxやPKI初学者の方は1, 2章と進めていく中でたくさんの新しい知識を得ることができると思います。また、常に講師に直接質問がしやすい環境になっているので、疑問点もすぐに解消することができます。
当時参加した私自身もLinux初学者でしたし、今回も、Linuxは触ったことはあるけど...という方が多くいたので、Linux初学者の方も気後れせずにぜひ参加してみてください!!!
インターンシップの様子
初日
午前中は主にオリエンテーションを行いました。昨今の状況により外食や懇親会等は行なえませんでしたが、ランチは講師を交えて弁当を食べました。マスクの着用や、手の消毒などは徹底して行っていました。ランチでは会社のことや、1人暮らしはどうか、社会人1年目はどうだったかなどの、様々な話題が飛び交っていました。午後からは演習で主にLinuxのインストールを行っていました。みなさん初日ということで緊張しているように見えましたが、慣れない作業を頑張っていたと思います。
2 ~ 4日目
2~4日目は演習がメインとなりますが、講義や、LT会などの企画に参加していただきました。このLT会は、20'sという弊社の若手集団内で、プレゼンテーションの練習の一環として行っているものです。20'sでは若手の育成を目的としており、プロジェクト管理の練習を目的とした、社内ツールの開発プロジェクトなども行っています。このLT会は技術限定のものではなく、様々なテーマで発表することができます。今回も、自身の母校の変わった習慣について、ふるさと納税について、草野球についてなどのテーマで発表が行われていました。LT会や、IT業界についての講義が特に好評でした。
演習ではみなさん着々と作業を進めていました。講師への質問も活発でしたが、学生同士での教え合いなどもあり、とても良い雰囲気でした。講師のLinuxについての簡易講義なども行われていました。日が経つにつれ、緊張がほぐれリラックスして作業できていたようです。
最終日
最終日は20's向けに成果発表を行いました。それぞれの学生さんが、疑問点をどのように解決したか、どのような新しい学びを得たかなどについて発表をしてくれました。
発表では、
- 分からないまま出来た部分を、なぜ出来たのか自分で調べるようになった
- エラー文をしっかりと読むようになった
- Linuxのパーミッションが分かるようになった
- 相談することの大切さを知ることができた
などの、それぞれの学生さんの成長を聞くことが出来ました。また、
- 来ようか迷っていたが、実際に来てみてよかった
- Linuxについてもっと触れてみたいと思うようになった
- 今回の実習で学んだこと以外にもいろいろな事を試してみたい
- 楽しく実習をすることができた
などの、講師として嬉しい感想も聞くことが出来ました。短い期間の間でしたが、みなさんとても順調に作業を進めていたと思います。5日間お疲れ様でした!
おわりに
今回は学生インターンシップについて紹介しました。昨今の情勢の中で参加してくださった学生のみなさん、ありがとうございました!記事中にも書いたように、LinuxやPKI初学者の方でも気軽に参加できるインターンシップとなっているので、興味のある方は来年以降の参加をお待ちしております!