現存天守天国の四国巡りを松江起点で
四国に5つも存在する木造天守を訪ねる旅。松江からでも便利に巡れます。
今年も盛大に湖上花火大会が行われた水の街・松江からこんにちは。
エンジニアの押田です。
今回は県外への観光の話です。
ちょっと前、初鰹の季節の話になるのですけれど、四国観光に行ってきました。
ご存知ですか? 四国には現存天守が4つもあるんです。加えて木造再建(珍しい!)の天守が1つあります。これら5つの木造天守を巡る旅をしてきました!
実は、松江を起点に、四国の天守を便利に巡れるのです!
日程は2泊3日。そこそこ弾丸です。いつもの事ですが。別に会社が休暇をくれないとかではないんですけど・・・性分?( 笑 )
行程は、下記。
- 松江を出発
- 高知県まで移動
- 高知で鰹を食べる
- 高知城を拝観
- 香川県まで移動
- 丸亀城を拝観
- うどんを食べる
- うどんを食べる弐
- 現地の珍味を食べる
- 現地の日本酒を飲む
- 高松に泊まる
- 愛媛県まで移動
- 鯛飯を食べる
- 宇和島城を拝観
- 大洲城を拝観
- 現地の日本酒を買う(2升+α)
- 奥道後温泉で硫黄入りアルカリ温泉に浸かる
- ぎやまんガラス博物館を拝観
- 現地の珍味を食べる
- 現地の日本酒を飲む
- 松山に泊まる
- 松山城を拝観
- ハンバーグを食べる
- 柑橘ジュースを飲む
- 松江に戻る
移動は車です。四国は高速道路が良い感じに通っているので、ストレスなく移動できます。さらに松江から高知まで、ほぼ高速道路・自動車専用道路で行けます。松山から松江までも、ほぼ高速道路・自動車専用道路で行けます。
さらに! 松江と尾道の間は、無料です。無料なんです。無料なんですって! ただ高速道路と違って休憩ポイントが道路沿いに設置されてないのが少し辛いですけど。
本題に戻ります。ポイントはおさえましたが、ポイントしかおさえていない旅になりました。前述のとおりメインは城です。なので城について記します。
傾向として四国の城は、天守は大きくないものの高台にあり、見晴らしはとても良いです。海・港が見える城も多いです。そして、大手門が現存している城もあり、城の魅力が、天守ばかりでなく大手門の造形や高いであろう守備力にもあるのだと教えてくれます。現地の皆さん、大事にしてください。松江城には大手門が残っていません。
個々の城の特徴は公式情報に委ねたいところですが、個人的に確かにすごいと思ったポイントを挙げます。
高知城は本丸の建物が天守以外にも現存して、生活感があります。天守ってシンボルであって、それだけでは城の機能として完結しない筈なんですよね。その点、トイレなんかも残っている高知城は、生活導線なんかも想像できて、面白いです。
松山城は単純に立派です。とても広い。櫓が幾つもある。廊下で繋がっている。見応えがすごい。広いので足が冷えます。スリッパが用意されていますが、城内の階段はスリッパだと昇降しづらいです。転倒注意。
大洲城は、再建された城であり、天守までの道がアスファルト舗装だったりするものの、建材がコンクリートではなく木造で、外観復元ではなく構造も当時のまま再現されている様子。木が新しい色をしていて、築城直後に初登城した当主の気持ちを想像できます。逆に松江城の木材の色になるまで何年かかるのだろうという想像も出来て楽しいです。
さて、そんなわけで、木造天守濃度が極めて高い四国ですが、松江からも比較的簡単に訪ねることができました。東西にものすごく長い島根県の東端が松江市なので、西端まで行くよりも近いかもしれません。
そのうちに備中松山城と姫路城にも行ってみるつもりです。現存天守コンプの足がかりにも松江は便利なんじゃないかと思っています。
ビバ松江。
そうそう、四国の天守を巡って気づきましたが、松江城天守はけっこう大きいです。ボリューミーです。松江城拝観の際は、時間に余裕をもって、ゆっくりじっくり見ていただくと良いかと思います。
ではまた。